今年の復活祭は4月5日。
毎年、春分の日明けの初めの満月の日曜日と決まっている故に、毎年移動する。そしてその40日前が四旬節。節制が重んじられる分、その直前までのどんちゃん騒ぎが謝肉祭、つまりカルネヴァーレ。
これ又毎年移動するが、一般的には「マルテディ・グラッソ」、火曜日が最終日で、翌日に前年度の「枝の主日」で行列をしたオリーブなり棕櫚の葉の「灰」を額か頭に受け回心を誓う「灰の水曜日」があるが、こちらHinterland なるミラノはアンブロジアーノ式。お楽しみは少し引き伸ばされ、マルテディ・グラッソならぬ「サバト・グラッソ」カルネヴァーレは土曜日が最終日。幼稚園から中学あたりはその前日の木・金曜日が連休となる。そして日曜日に灰を受け四旬節に突入。多くのイタリア人はカルネヴァーレは楽しんでも、四旬節の節制はお構いなしの人も多く、レストランに閑古鳥が鳴くこともない。苦笑 私にとっては、誘惑を取り除く方が大変だ。これ又苦笑。
さて、このカルネヴァーレ。子供が小さい頃は毎年仮装をしてドウモ広場に繰り出したものだ。毎年友人一家とMacで食事をしてから、ミラノ市企画のフェースペイントにも参加するため、番号札をもらうのが毎年恒例だったが、市もお金がなくなり企画も徐々にしけた寂しいものになって来たし、子供達も成長し、ドウモ広場への繰り出しも一人減り二人減り・・・今年は行かないと宣言されてしまった。意外にすることがなくなると言うのも寂しいものだ。
2007年
キャッケレでもバリバリ食べるとするか!




