イタリア•新大統領就任 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

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イタリア上下両院議員と州代表の合同会議は先月31日、高齢を理由に2期目途中の1月14日に辞任したナポリターノ大統領(89)の後任に、レンツィ首相(40)の中道左派・民主党が擁立した元国防相のセルジョ・マッタレッラ憲法裁判事(74)を選出した。任期は7年。イタリアが第二次世界大戦後に共和国となって以来、第12代大統領。2月3日、本日就任された。

次男の学校では、小学生3年生以上がこの就任式の様子をTVで見学したそうだ。あの白髪のおじさん、お兄さん、マフィアに殺されたんだって~。とあまりにもストレートにいろいろと説明してくれた。シチリア出身のマッタレッラ大統領の兄、ピエールサンティは、1980年シチリア州知事に当選した際、マフィア組織に対し、暗殺されたそうだ。

前職は憲法裁判所判事でおられたということで、就任式でも「イタリア政治の審判員になる。マフィアや腐敗との戦いが優先事項だ」と決意を述べられた。

また、マッタレッラ大統領は非常に謙遜で熱心なカトリック信者と言われており、大統領に選出された翌日も、通常通り地元の教会のミサに預かられたが、ミサが終わり、外に出るまで周りは誰も気づかなかったという。ちなみに今までは、小型の4人乗りのPandaを愛用されておられたという庶民的大統領だが、いずれにしても、今後のご活躍に期待します。