リコーダーの授業 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

イタリアでは縦笛のリコーダーのことを”Flauto"、フラウト、つまりフルートという。ちなみに、一般的に言うフルートのことは”横向きのフルート”と呼ぶ。(確かに)

さて、我が家の子供達3人は小学校は皆、公立、私立バラバラだが、幼稚園は皆モンテッソーリだった。モンテッソーリの幼稚園卒園にはそのフルートをプレゼントされる。モンテッソーリの小学校の音楽では、フルートを使った授業も行われ、そこそこに皆吹けるようになるので、モンテッソーリの小学校を出た長女は、クラリネットも横向きの(笑)のフルートも難なく吹けた。

一度、モンテッソーリの小学校の授業参観で音楽の授業を見て驚いたのは、生徒が立って動きながらフルートを吹いていたのだが、先生の指示により、「はい!後ろ向き!」「はい、前を向いて!」と切り替えるのだが、なんと後ろ向き、つまり後ろに進みながらフルートを吹こうとすると、吹けなくなる生徒が多かったということ。はあ?びっくりした。小学生の頃、鼓笛隊は前に進んだり、後ろに進んだりしながら行進してたよな。。。

また、去年まで次男は公立の小学校へ通っていたが、音楽の授業は教えられる先生とそうでない先生がおり、担任が教えられない場合は、専門の先生を呼ぶ。有料のクラスとそうでないクラスがあった。よかったのか悪かったのか、次男のクラスの担任は音楽が教えられたが、音楽はすべてCDを聞きながら。先生はピアノも弾けない。

彼の小学2、3年生の時、クラスの学習発表会では、フルートの発表があったが、曲は永遠に彼らが習ったという「シ•ラ•ソ」のみ!!ありえない!!しかも、皆息を思い切り吹き込んで、音が割れてしまう子がほとんど。それなのに、保護者、じーちゃん、ばーちゃんは「ブラーヴィ!!ブラーヴィ!!」と拍手喝采。はあ??

今年から修道院経営に転校した次男。音楽の授業はフィリピン人シスターが担当。彼女は私も参加する聖歌隊の指導者でもある。今月からフルートを使うことになったのだが、フルートのレベルは、今までの公立よりもずっと進んでおり、思うように指が動かない!と次男は不安気味。私が小学生時代もっていたリコーダーや中学だか高校で購入させられたアルトリコーダーは、3つの部分に分かれており、すくなくとも低い「ド」の出る音、つまりすべての穴を抑えた状況の右手の小指は、小指の長さに個人差があるので、「ド」の位置を右なり左なり回して調整できた。それが、こちらのフルートにはないので、私も小指を力んで抑えないとちゃんとした音を出せない状況。

数年ぶりのリコーダーの初課題はサイモンとガーファンクルの「スカボローフェア」。

ちなみに、日本の小学生のリコーダーの授業での定番曲は、

小学3年生・・・「山のポルカ」「ふじ山」
小学4年生・・・「オーラ リー」「茶色の小びん」
小学5年生・・・「威風堂々」「赤い屋根の家」「冬げしき」
小学6先生・・・「ラバース・コンチェルト」「つばさをください」「ふるさと」などらしい。

記憶では、「コンドルは飛んでいく」や「グリーンスリーブス」をよく吹いたような。
https://www.youtube.com/watch?v=_-6NSZtFuF4
今になって、指の抑え方、タンギングの仕方で舌の当たる位置がどの辺だったかな?と意識するとは思わなかった。これがきっかけで、何か楽器をやってくれたらいいのだけれど•••望みすぎか?!

こんな風に小学生が発表できたら素敵だけどなあ!
https://www.youtube.com/watch?v=vCrxJjol_C0