ほめられて | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


子供を「褒めて育てる」と良いと言うが、「ほめ方」や「タイミング」も大事。うちの子達は,ほめると頑張るけれど,続かない。あちゃー。


どうしたらやる気スイッチはいるかなあ?押したり引っ張ったり,未だに試行錯誤の毎日。

先日,来年のミラノ万博に先駆けて,経済産業省及び農林水産省から任命された公式サポーターである嘉門達夫さんのライブに参加してきたが,彼の記事をいろいろと読んでいたら,小学生の頃,先生にほめられて国語が好きになったとあった。考えてみれば私もそうだったかなあ?意外に親より(あまりほめてくれる親じゃなかったかも)も,学校の先生や上司の褒め言葉には,かなり頑張ったものだ。

ところで,上記嘉門さんのライブで購入したニューアルバム「GO!GO! COME ON!!」に演歌調の「ほめられて」という曲が収録されており笑ってしまった。(イントロが「津軽海峡冬景色」に似すぎ!! ) 
嘉門達夫「ほめられて」試聴
http://recochoku.jp/song/S1000319893/
♪嘘でもいいからおだててくれよ。些細なことでいいから。
なんだその顔 ほめにくいのか?なんかなんかなんかあるだろう?
ほめてほめてよ ほめてほめてよほめられて伸びる俺だから...

尊敬するシスター渡辺和子は,他人と比べて誉めるのではなく,「あなたにはこんないいところがある」というほめ方だという。そこには愛情があり,誠実さがあり,信頼があるからだそうだ。

ほめられることによって,自分の存在価値が認められ,ピンチがチャンスになることもある。人生にあの一言で,生き方が変わった!ということもあるだろう。ある一言で自信が湧き出てくることもあるのだ。だからといって,身内をほめるのは,意外にできないもの。イタリア人なんて子供の頃から,ブラーヴォ,ブラーヴァとほめたたえすごいわ。見習わないと!

皆さん,家族をほめてますか!



http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/teacher/20140327-OYT8T50033.html