集まった食品は,国内の195万人もの貧しい人々へ配給される。イタリアでは10人に一人が食料困難に陥っており,この7年で貧困度が3倍に増加したという。
ところで,昨年2013年12月10日から2015年5月にかけて,国際カリタスが反貧困キャンペーン“One Human Family, Food for All"(私たちは一つの家族,すべての人に食料を)と呼びかけた。
「おまえたちは,わたしたちが飢えていたときに食べさせてくれた」(マタイ25:31-46)先日の日曜日,ローマ典礼で読まれた第2福音書だ。神様の言葉が私たちに呼びかけている。私たちは隣人が飢えているとき,そっぽを向かず,無関心にならないようにしないといけない。私たちには何かができるはず。
ボランティアは教会員に限らず,宗教を超え,政治の枠もなく,老若男女が助け合う。要するに困難に陥っている兄弟姉妹を忘れていない国民だということ。
スーパー入り口で配布される専用の袋に,店内の陳列棚から,常温保存のきく食品
(瓶詰め,缶詰,クラッカーや離乳食など)を選び,レジで会計を済ませて
から出口でボランテ
ィアに渡すだけ。金額の制限もない。(瓶詰め,缶詰,クラッカーや離乳食など)を選び,レジで会計を済ませて
から出口でボランテ
地球上には十分な食料がある。私たちがともに手を携えれば,2025年ま
でに飢餓を終わらせることができると言う。
でに飢餓を終わらせることができると言う。
飢餓と飽食。また,グルメとか加工食品、ファーストフードなどの影響で健康を害する人も多い。矛盾してるし,極端すぎる。
食料危機は,原発事故同様,想定外に突然やって来るかもしれない。少なくとも食料の浪費,地球資源の無責任な乱用をやめよう。そしてまた,飢餓など存在していないような見て見ない振りをするのもやめよう。
http://www.caritas.org.au/act/foodforall/takeaction
http://food.caritas.org
http://www.bancoalimentare.it/index.php

