編み物をしていると、目の疲れから首、肩が異常にこり、ひどいと腰までガチガチになり吐き気までしてくる。けれど、首や股関節を良くまわして、とくに肩甲骨を動かすよう体操をすると、かなり楽になる。
それでも、寒さ、疲れなどが重なると、ちょっとやそっと体操をしても、こりはほぐれず、肩甲骨と肩甲骨の間あたりが固まってきたな。。。と感じると、一気に調子が悪くなる。体がこって固くなるのは,私にとってある意味健康のバロメーターでもある。
その予防になるのが私にとってはタイマッサージ。1,2ヶ月に1度マッサージに行く。
タイマッサージには,約2千5百年の歴史があるという。その創始者は,今から約2千5百年前の時代を,釈尊と共に生きていたインドのシワカ•コマラパ氏とされており,彼は仏陀の主治医であり,サンガ(仏教僧の集団)の筆頭意志として活躍していたのだそうだ。
いずれにしてもタイマッサージの手技は,指圧•マッサージ,ストレッチ,整体•矯正の3つの種類に大きく分けられ,こった筋肉をほぐし,緩んだ筋肉をストレッチで伸ばし,最後に歪んだ背骨や間接を矯正するというトータル的な手技療法で,マッサージをする人と,受ける人と2人3脚でのヨガとでもいおうか?また,手の平や指先だけでなく,肘や膝,拳や足をいった部分も使い,すべての動作をゆっくり行なうため,マッサージをする側にも体の負担は比較的少ない。
いつも通っている所は,タイでマッサージの資格を取得したものだけが働いており,何人かにやってもらったが,だいぶ相性のあう人もわかってきた。マッサージする側もされる側も呼吸があってくるようになると,吐く中心の長い呼吸になるため,酸素がよく入り,炭酸ガスが排出されるため,体質の酸性化を防ぐことができるという。
マッサージ師はプロだから,体をさわるだけで,どこがこっているかわかる。今日は肩甲骨の間と膝下を特にきつくでもいいので,押してもらおうといおうとしたが,やはり希望通りにしてくれた。しかも,ベッドを温めてくれたので,体も自然と楽になり,しらず知らずのうちにうとうと寝てしまう。
頭の先から足の先までリラックスし,最後に背骨,特に今日は特に肩甲骨の間あたりをボキっ,ボキっとならされた。筋肉がほぐれた時,脳と体はやらかくなり,体も心もリラックスできる。 また,筋肉を十分にほぐし,筋肉内または,リンパの流れが良くなるからか老廃物を外に排出しようとするので,トイレにもすぐに行きたくなる。そこですぐに出していただく温かい紅茶で心もほんのり暖まる。至福の時。
深い静寂に戻った心身。年内いつまでこの状態を保てるかな?苦笑