今が旬のフィノッキ。(厳密には,10月から5月まで)日本では「フェンネル」とか「ういきょう」と呼ばれている。
地中海沿岸が原産とされ,古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録があり,歴史上最も古い作物のひとつなんだそうな。
我が家では,カレー味のスープにすると夫と次男は食するが,基本的に,長女,長男は嫌い。気の抜けたセロリみたいだという。確かに,セロリというかアニスに似た味がするな,と思っていたら,香りの主成分にアネトールというのが含まれているそうだ。親戚なのだろうか?笑
さすが,地中海沿岸が原産というだけあって,オリーブや白ワインとの相性も良い。
若い葉や種(フェンネルシードとして有名)は,スパイスやハーブとして食用,薬用に使われているが,消化促進,消臭の効果があるのだそうだ。果実の方も芳香健胃作用があり,漢方方剤の安中散や太田胃散,口中清涼剤の仁丹などにも使われているという。いわれてみれば,そんな味がしなくもない。
ちなみに,単数でフィノッキオ。複数でフィノッキ。フィノッキオはゲ○の俗語。
急に食べたくなって作ったフィノッキのサラダ。
1個をスライスにするだけでこんな量になる。オレンジの実と果汁,オリーブオイル,塩コショウで味付け。大根サラダとはまた違うが胃がすっきりする。
また,家族には受けないが,フィノッキのグラタンも好き。軽くゆでて,オリーブオイルとニンニクで軽くいためる。
上記フィノッキ+ホワイトソース+アジアゴチーズ(なければパルミジャーノでもok)+フィノッキ+ホワイトソース...と器に重ね,オーブンで色がつくまで焼く。
アジアゴチーズは,若いものはしっとりして軽い酸味がある。私はホワイトソースは胃にもたれやすいので,牛乳は少なめに,フィノッキの茹で汁で伸ばしている。
生だとシャキシャキっとしており,ゆでるとトロンとするフィノッキ。ほんのり甘くて,太田胃散の味???けれど意外に癖になる。
イタリア人には決してフィノッキ!とはいわないように。笑

