へんとつくり | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

次男の漢字テストの結果を見ていると,どうも漢字を象形文字か何か記号のようにとらえているのではないだろうか?と思うことがある。たとえ漢字練習をしていても,意味を知らず,考えずに,ただ書いているだけなので,こんな形?という感覚でしか覚えていないようだ。しかも,いい加減な当て字も多い。苦笑

あのさ...漢字が右と左の二つの部分に分かれているのはわかるでしょ?だいたい,左側にあって,大まかな意味を表すのを「偏」といい,右側が「旁」。「柱」,「注ぐ」,「住む」...その違いわかるよねえ?そうやって聞くと,「習ったよ」,という。じゃあなんで出来ないんだ?!

「へん」と「つくり」といった考えで,その字がもつ意味や本来の形を漢字で見てみると,いろいろなことが見えてくる。そこが日本語の奥深く面白いところなのかなあ...。


忙しい」...「心」を「亡くす」。
忙しいから心が亡くなるのか。心が亡くなるから忙しいのか。余裕の心を持ち,豊かな心をもち,生活したいもの。


吐く」と「叶う
両方の字には「口」に「プラス」「マイナス」が入る。
日頃口から発する言葉は,ポジティブ,ネガティブあるだろう。良い人生を送るためには,不平,不満,愚痴などのネガティブな言葉をさけ,前向きなポジティブ,つまりプラスの言葉を使った方が良い。つまり,プラス•マイナスが「吐く」,そしてマイナスな言葉を引いて「叶う」となる。


認める」...「言う」に「忍」。思ったことをうっととどめることで,相手を認めることにつながるのかもしれない。または,言うに忍びないが,勇気を出していい,わかり合うこと。お互いの感情が高ぶれば,お互い受け入れる方向には向かない。そっか...納得した。


そろそろ, 長男の15歳の誕生日を迎えるが, 生まれた瞬間の顔が「優しい」イメージで, 「優しい」という漢字を使い, ぜひ「ユウ」がつく名前にしたいと思った。「にんべん」に「憂い」。「憂」という漢字は, 今ひとついい意味ではない。けれど「憂」いている人に寄り添える人がきっと「優」しい人であり「優」れている人なのかもしれない。優しい人になってほしいと願ったが, ちょいとあまちゃんになってしまったかな。まあ今後の成長に期待しよう。