木枯し | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

娘の親友の死は無念だが,その後,心に風邪を引いてしまったように,心がだるい。

彼女が亡くなった夜から,ミラノは木枯らしが吹き出した。我が家の雨戸,鉄製で重い分風が吹くとがたがたうるさく,夜になると逆にその音が恐ろしい,

ベランダは枯れ葉で一杯だ。掃除をしてもしても,細かい枯れ葉は,風にさまよいとりきれず,窓を開けると,さーっと家の中にまで入ってきてしまう。

歩道も,枯れ葉で一杯。
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風の吹くまま,枯れ葉のするまま,吹きだまりが出来て行く。

けれど人間は,枯れ葉のように風の吹くまま,流されていていいのだろうか?とはいえ、自己に芯を持ち,内面を持って生きて行くのは難しい社会なのかもしれない。

枯れ葉舞う 踏む音響く 冬の道

閑寂さを感じつつ、実は、枯れ葉に隠れた犬
の糞を踏みそうで恐ろしいわ。苦笑