ラファエロ 〜 エステルハージの聖母子 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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毎年、年末になるとミラノ市からミラノ市民へのプレゼントとして芸術作品が市庁舎があるマリーノ宮で無料展示される。2年続けて列に並び鑑賞してきたが, 今年の年末に展示される作品が発表された.

今年も、昨年同様イタリアを代表する画家・Raffaello Sanzio<ラファエロ>の作品で,   「Madonna Esterhazy•エステルハージの聖母子」。

この作品は, ブダペストの英雄広場にあるブダペスト国立西洋美術館の所蔵で, ミラノのデパート•ラ•リナシェンテがメインスポンサーとなって今回はミラノの王宮で公開されるという。

この作品は1508年,ラファエロが25歳の時,フィレンツェからローマへ移る際に描いたもので,教皇クレメンス11世からハプスブルグ家へ献上されたそうだが,その後,音楽家のハイドンが仕えたハンガリーの名門貴族•エステルハージ家から美術館へ寄贈された。1983年11月5日の夜中にラファエロの作品を初め,数点が盗難事件にあっているが,後にギリシャの放置された修道院内で発見されている。

ところで,ラファエロはとにかく,聖母マリアと幼子キリストを描いた聖母子作品を数多く残しており,「聖母子の画家」とも呼ばれる。マリアのいとこ,エリザベートの子,ヨハネ,別名「洗礼者ヨハネ」はイエスと半年しか月齢が違わないので,一緒に描かれている絵もいくつかある。

また,ラファエロの絵には,天や人を指差すポーズを良く見かける。 これは,聖書,ヨハネ1:29に見る洗礼者ヨハネによるイエスへの言及(「見よ,世の罪を取り除く神の子羊」)をふまえたポーズだろうと察するが,昨年,在ミラノ日本人会で企画されたミラノ再発見ツアーでは,ダ•ヴィンチの弟子が描いたという「岩窟の聖母」は,オリジナル版とそっくりだが,やはり二人の赤ちゃんがおり,一人がもう一人を指差しており,どちらがイエスで,どちらが洗礼者ヨハネなのか?という謎がある。それは,ダヴィンチの仕掛けが巧妙であればあるほど,ダヴィンチの真意がわからないように,ラファエロの真意もはっきり言ってよくわからない。http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11456182282.html
とはいえ,左の赤ちゃんは跪いているが故,尊敬の念として洗礼者ヨハネなのだろう。

今年も気合いを入れて並ぶぞう!!


http://matome.naver.jp/odai/2135557812789812201
http://15.pro.tok2.com/~fwkf8336/bijyutu1/b1rraffaello1.htm

http://www.arte.it/notizie/milano/la-madonna-esterhazy-per-il-natale-di-milano-9788


http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11445111336.html
http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11743127681.html