今が旬 ~ 青じそ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

春に友人からシソの苗を頂いた。
シソは漢字で「紫蘇」と書くが、一般的には赤い葉の赤じそのことを指す。中国では昔、食中毒で死にそうになった人に紫蘇の葉を食べさせたら元気になったと言うことで、「紫の蘇る葉」として音読読みで「シソ」と読むそうな。ちなみに青じそは「大葉」。ドラマ「コメットさん」のオリジナル版は九重佑三子だが、リメイクは大場久美子。大場は大場でも字が違うで~。それより昭和くさ~。爆

赤紫蘇の旬は6ー7月と短期だが、青じそは6ー10月で、特に9月に香りの良い時期だと言う。以前は赤紫蘇しか育てたことがなかったが今年は初めて青じそに挑戦。

6月の時点では虫がついてひどかった。それが夏に帰国中アパートの中庭に移して行ったら半野生化しガンガン大きくなっていた。しかもどれもプランタから根が伸び直接芝生にはびこり、鉢が持ち上がらないくらい頑丈に土に根付いてしまっていた。夏の終わりに,植木屋さんが入り,なんとか植木鉢の根を切り取ってもらった。

大きなものだと,高さが1メートルほどになり,茎も直径1センチくらいの太さになっておりびっくり。次から次へと青い新芽が出てくる。食べても追いつかないし,葉が堅くなってきている...。そんな時に友人がFaceboookに万能香醤油を紹介しており,教えてもらった。

青じそ適量を醤油適量につけるだけなので,レシピというほどのレシピではないが,ここににんにく,しょうが,またはごま油,おかか何ぞを入れてもいいだろう。先日チャーハンに使ってみたら好評だった。また,オリーブオイルとビネガーとをまぜてドレッシングにしても良いだろう。青じその香りが和風になり,お刺身にも良いだろう。奴もいい

青じそに豊富なベータカロチンは,体内でビタミンAにかわり,粘膜や皮膚を保護し,抵抗力を強くする。また,抗酸化作用もあり,がん予防の効果が出来る。音字たくさん含まれているビタミンCもがん予防作用があるという。また,精神安定作用のあるカルシウムが多く,うつにも良いと言われている. 

昨年は,柚子胡椒にかなりこり,ユズスコも何本つかっただろうか?今年は紫蘇の香醤油。これから寒くなり,鍋料理にもいいかもね~。



http://hontonano.jp/hienai/135_shiso-ao.html