秋の夜長に... | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

9月23日は「秋分の日」。
祖先を敬い,「亡くなった人を偲ぶ日」,として1948年に制定された。また,天文学上の秋分日はしばしば「昼と夜の長さが同じになる」と言われているが,実際は昼の方が若干長いようだ。今日も秋晴。ちなみにカメムシは見ていない。爆

ところで、個人的に四季の中で一番,秋が好き。「読書の秋」,「芸術の秋」,「食欲の秋」,「運動の秋」...いろいろ言われるが,「憂いの秋」ともいえる。

次男がまだよちよち歩きの頃,なので8-9年前の,晩秋か初冬あたりに車でブルゴーニュへ出かけた。セピア色の空に,茶色ともワインカラーとも言えない所謂ボルドー色の土と黄土色がかった深いオリーヴグリーンの木々の世界が続く。フランスの何とも表現できない色の組み合わせは,こういう自然の世界から生まれるのか!感動したものだ。思わずイヴモンタンの「枯葉よ」をBGMに聞きたくなる。
https://www.youtube.com/watch?v=Xo1C6E7jbPw


幸せに暮らせるようになるためには,「今」を楽しむことが大事。その一つとして「季節を楽しむ」ことも情緒豊かに生きる秘訣の一つではないだろうか。

日本もイタリアも四季があって良かった。今が「旬」を楽しみ,季節感あふれる生活を送りたいもの。

物思いに耽る秋。...そんなのがあってもいいかもしれない。


とはいえ,私はこれから始まる日本の秋10月期スタートの新ドラマが気になってたまらない。
http://matome.naver.jp/odai/2139765861129745701