夏の間に | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

夏の間に、あちこち道路が掘り返されていた。電話線、送電線、ガス管、水道管・・・毎年何かしらかのライフラインを収容する大型の構造物を道路地下に埋め込むために工事が施されるが、えっまたここ~?!ということも多く、知らないうちに、バスの順路が変更してしまうのだ。また、進行状況によって、徐々に右回り、左回り、家が近くても、遠くなっていく・・・なんてことも多々。

また、ミラノにも戻ってきて、近所を歩いていたり、バスやトラムに乗っていて、「おやっ?!」と思ったのは、急に閉めてしまったお店、中は見えず「Coming soon!」とだけ書かれたお店(改装中か?!)というところも多いこと。そしてここ数年の傾向として地元では、毎年じわじわ中国人経営のお店が増えているということ。バール、レストラン、携帯電話のお店に、食材店、などなど。近所では、洋服のお直しやさんが出来ていた。以前は何のお店だったっけ?思い出すことさえできない。

外装・内装、特にしゃれっ気もなく、がらんとした室内にあるのは、ミシンとアイロン台、そして古いソファのみ。やっていけるのかね?ちらっと見て通りすぎた。

帰宅すると偶然にも、長男のチノパンの股の部分がサッカーをして破れてしまったという。夫は夫でいつもジーンズやスラックスのポケットに小銭や鍵を入れて歩いているので、すぐに穴が開いてしまう。「縫っておいて!」簡単にいうが、そうしょっちゅう穴を開けられるのもたまらない。そういえば、私のお気に入りのリーヴァイスを長女が勝手にはいて、両膝をぼろぼろにしてきてそのまま置いていたことを思いだした。ちょっと試してみるか・・・中国人のお直しに持っていってみた。

長男のチノパンは2ユーロ。夫のポケットは内側の生地をすべて代えないといけないというので、10ユーロ。私のジーンズは両膝、しかもかなり大きな穴で穴を閉じるだけでも無理だと思い、私がさじを投げたのもの。それも10ユーロという。「3件22」と書かれた付箋をくれて「ドマー二」(明日)とだけ言われた。

翌日、何かと用事が重なり、長男に行って来てもらった。長男のパンツはそれなりに。夫のポケットも想像以上によく出来ていた。しかも、気付かなかった、お尻の穴まで綺麗にかかがられていた。へ・・・そして、私の両膝がこれ!!
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嘘のように綺麗になっていた。これだったら10ユーロで大満足!

ところで、今年はミラノに14万以上もあるという街灯をLEDに代えると言う。3800万ユーロをかけての工事だが、ミラノ市としては毎年1600万ユーロの節約になるという見通しなのだそうだ。近所の通りも電灯交換中。来年のミラノ万博に向けてミラノ市が明るくなるのだろうか?

暗いと不平を言うよりもすすんであかりを灯しましょう

町も明るくなれば、心も少しは明るくなるかな?希望的観測。