出発します 〜 心のリセット | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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去年も書いた「心のリセット」。

>気持ちの切り替えが上手な人は、「気を入れるところ」と「適当でもよいところ」をうまく使い分けられるが、そうでない人ももちろんいる。 

気分は放っておくと持続する。そして、悪い気分はあとをひく。 ・・・

日本滞在あっという間だった。今回は、会えなかった人も多く、残念だった。とはいえ子供達が自分たちで移動するようになった分、一人で家にいたり、母と二人で出かけることも出来た。

最終的に荷物も75キロにまとまった。上出来!!最後に最後に親のことで、心に引っかかることもあったのだけれど、弟にも一応心にとめておいて!とメッセージを入れておいた。やはりこういう時、離れていると辛い。

また、子供の頃から、よくしてくれた近所のおばさん(生きていれば私と同い年の娘だったか息子だったか忘れたがいたらしい)が来宅した。長女の赤ちゃんの頃から可愛がってくれ、昨日数年ぶりに家に来て子供達にお小遣いくれた。もう84歳で調子も悪いしどこにも連れて行ってあげられない、でも来年は温泉に行こうねと。あなたは子供頃から変わらないわね、と言われ、おばさんの顔をまじまじと見、これが最後になりませんようにと祈った。

人間明日いや一分先もどうなるかわからない。一生懸命生きることが、人間の使命なんだろな、と成田へ向かうバスの中でウトウトしながら考えた。