蝉の声 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

毎年なんだかんだ蝉のことを書いている。

帰国した時は、まだ梅雨明けをしておらず、しかも肌寒い日々だったので、蝉の声さえも耳にしなかったが、梅雨明けと同時に蒸し暑い日々が始まり,うるさいのなんのって・・・。

実家のある町は、山が多く、駅に出るにも竹林を通り抜けなくてはならない。先日行った京都の嵐山では、「竹林が別世界のようですばらしいの!」と友人に言われていたが、ついた瞬間、長所と顔をあわせ「おばあちゃんの家の近所と同じだ!」といったくらいに、似た林道だった。

京都といえば、やはり蝉がうるさかった。朝、目が覚めると、ホテルの外から蝉の鳴き声が聞こえてくる。一度、河原町教会での朝ミサに参列し、7時過ぎに歩いてホテルへ戻るとき,歩道の並木道の蝉の声で頭が割れそうだったほどだ。ちなみに、もし人間くらいの大きさなの蝉がいるとしたら(想像するだけで恐ろしい!)東京タワーにくっついて鳴くと,その声は鹿児島まで届くくらいとか。それって公害基準どころか、周りの人,皆鼓膜が切れちゃうでしょ?爆


ところで、蝉は誰もが知っているように,長い間,地下生活をする。その期間は3年から17年(アブラゼミは6年)に達し,短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつわけだが、孵化し成虫して地上で過ごす期間は1-2週間といわれている。しかもその人生最後の数日間を、子孫繁栄のためとはいえ、このク○暑い場所で過ごすというのだから、すごい根性だわ・・・。

先日、家に蝉が入ってきてしまうという事件があった。しかも、2匹同時に。じっと見守っていれば、壁にとまり、それを手づかみは恐ろしいが(男の子をもつ日本人ママは大抵蝉くらいは手づかみできるらしい・・・!)網かなんらかの道具で捕まえて外に出してあげれば,平和に収まるものを,母はフマキラーを掛けまくったから驚いた。しかも、最近の噴射したら凍る!という商品。しかし、それはまったく効かなかった。(内心安心したが)また、捕まえた一匹はなんとビニールにいれてしまったから、そりゃないでしょ!と思いつつ,誰も怖くて手を出せない。ベランダに出しておいたら、夜中にずっとバタバタ騒いでいた。しばらくして、静かになったので、息絶えてしまったのか?と思ったが、翌 朝,袋を開けてみると,ぱーっと外に飛び立っていった。(これまた、安心。だったら、早くあけてあげればよかった。)意外に、蝉はしぶといのかもしれない。

それにしても、蝉の種類って、鳴く時期によって異なるのか?と思っていたが,鳴く時間帯によるものらしい。たとえば、クマゼミは午前中、アブラゼミやツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝夕、ニイニイゼミは早朝から夕暮れまで。

ちなみに、ずっとミラノには蝉はいないと思っていた。南仏あたりにいくと、『ジージー』鳴く蝉の置物やら石鹸が売られているが,イタリアだとトスカーナかウンブリアあたりに行かないと、生存していないものかと思っていたら,なんとミラノのS.Siroから徒歩10分くらいのところで、ジージー鳴いているから驚いた。そうそう、蝉って形態学上では『カメムシ目』なんだそう。もっと触れたくなくなった!!


閑さや岩に染み入る蝉の声

蝉の声を聞いて,やかましい!暑苦しい!と感じてしまう私は,まだまだ心に余裕と感性が足りないってことかな。



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