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ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

帰国直前に長男が現地校の夏休みの本を買うのを忘れた!と言い出した。

普通の本屋さんでは売っておらず、教科書専門の本屋でないと扱っていない。数学と物理の2教科。

物理に関しては,昨年教科書をオーダーした本屋に電話したところ、すぐに調べてくれて、在庫があったが、数学に関しては、出版社からとりよせないといけないが、すでにその本屋でも、その本はオーダーはしているもののなかなか入手できない本なのだという。もしや印刷中?!爆

結局,本専門のオンラインショップでオーダーした。2,3日で届くということだったけれど、その2,3日って週末を含むか含まないかによって、私たちの出発にも関わってくるぞ!案の定、出発までに到着せず。帰国後初日、メールチェックしたところ、「本日発送しました」メールが来ていた。我が家ではなく、夫の会社止めにしておいたのでよかった!

夫がこれから一時帰国するので、その時持ってきてもらおうと思っていたが,彼よりも10日ほど早く友人が帰国するので、彼女に託してもらった。その彼女が帰国し、電話をもらった。「送りましょうか?それとも会ったときに,渡しましょうか?」彼女とは,一週間以内に会う予定。もうここまで待ったんだし、、実際夏休みに入って,なんで一ヶ月も経ってから宿題のこと,思い出すかな・・・・もう、1週間だろうと,10日だろうと変わんないでしょ?と思ったが,すぐに勉強したい!と長男。ほんまかいな?!友人と話したのが,ある日の夕方だっただろうか?翌朝には関西から本が届いたのだからたまげたわ!

それって日本じゃ普通でしたっけ?!早すぎる!!
もう日本の感覚が思い出せない。だいたい、本の宅配便は私たちの出発には間に合わなかったが,それでも到着が数日のずれくらいなら、『すばやい』方だ!ほめてあげなきゃ!!

ところで、今年もフランス人の女友達にはいろいろと頼まれごとをしている。鎌田のだし醤油に京セラの包丁(最近はIKEA性だって悪くない!しかもお得なお値段!)、そしてチャコナー。

チャコ、チャコバー、チャコペンシル、チャコペーパー・・・。中高生の家庭科のお裁縫でよく使った。型紙や裁断のしるし、として布地に線をつけるもの。基本的に手は汚さない。でも一般人だったら、ひとつあれば、ほぼ一生使えるだろう?笑

彼女は、料理はもちろん、日曜大工、家具の修復から、裁縫,手芸なんでもこなす。彼女は、パリの自分のアパートの管理関係、または歯医者のためにパリへ定期的に出かける。一人の場合は、運転はせず、飛行機,電車、先日は14時間かけてバスでパリへ出かけたからびっくり。14時間あったら日本へ行けちゃうよ、と笑ったものだ。

前回,彼女がパリへ出かけた際、知人から日本製のチャコナーをもらった、これは優れものだ!と大はしゃぎ。それは、小さなローラーが回り、そこから粉がでるという仕組みの詰め替え式粉末ローラーチャコ。手も汚れない!というが、普通のチャコバーだって手が汚れたためしはない。「すごいでしょ?」「革命的だよね?」と彼女。そう・・・?!ちなみにパリのシャネルの工房でもこれを利用しているという。

それで・・・?!と思ったら、彼女はそれがほしいという。しかも4色+詰め替え式パウダー。は・・・。

もらった紙は、「Made in Japan」というわりに、中国語が書かれており,連絡先も「852」って国際電話の香港の国番号なんですけど・・・。まあ、検索してみて、みつからなければ、なかったということにしよう、と思っていたが、ヒットしてしまった。苦笑
しゃーないな・・・一応ミラノで一番初めのママ友だし。4色分オーダーした。

カード清算はなるべくしたくない。かといって、代引きは手数料がかかる。銀行のATM振り込みにするため、すぐに、近所の銀行へ出かけてみたが・・・