ベランダ・ファーマー3年目。
今年は、やたら虫にやられている。しかも、いろいろな種類を手がけているが、当たり前なのかもしれないが、鉢によってつく虫が違う。いずれにしても、青梗菜、エンツァイ、ルーコラは食べられる代物ではなくなった。
最近、気になったのは、毎日バルコニーを掃除しているにもかかわらず、朝、(毎日ではない)しその鉢のまわりに、黒いつぶつぶが落ちていることが数回あった。なにかの糞?それとも卵? 防虫剤は使いたくない。一日になんども、鉢を持ち上げてみたり、葉の裏をチェック。2匹、黄緑色の虫を発見。これか・・・蝶なんだか蛾なんだか、よくわからない。
ネットで調べてみたら、しそはヨトウガまたはヨトウ虫の被害にあいやすい、とあった。
ではヨトウ虫って?!
夜間活動して葉をたべるので、「夜盗虫」と書くそうだ。成長すると、灰褐色または黒褐色の蛾になるそうだ。
夜の間に葉をかじる。食欲旺盛で、大発生すると夜間に食害する音がガサガサと聞こえてくるほどだという。もう想像しただけで、寒気がする!!
ヨトウ虫は始めから茂みの中などに隠れているわけではなく、卵は葉裏にまとめて産み付けられ、ふ化直後は群棲して表皮を残して葉肉部を食害するという。そのため、食害部分は透けて見え、ひどいと葉脈だけ残して食べ尽くすようだ。棒状の、つまり茎だけが落ちていることも何度もみかけた。こわすぎ!!そして、大きくなるに従い分散し、昼間は茂みや土中に隠れ夜間活動するので、食害された部分には昼間は姿が見えないということになるそうで、見つからないのは、そのせいなのだ。ついに、昨日蛹になりつつある状態の一匹を発見!この状態で土中で越冬するそうだ。
黄緑色だとついついかわいい気もしてしまうが、とんでもない!
一度子どもの頃、夏祭りの際、肩のでた服をきてでかけ、蛾の粉による皮膚炎にあい、苦しい思いをした経験がある。だから余計に虫は大嫌い。
秋や冬になり、枯れた植木の処理をしていると、土の中から小指よりも大きな虫が出てくることも何度が経験している。その度に奇声をあげ、勝手に手が動くものだから、シャベルの先にある虫はどこかに飛んでいってしまう始末。
農家の家に嫁がなくって本当によかった!苦笑



