優雅なひと時 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先日、ルバーブをおすそ分けしてくれたフランス人の友人宅にまた出かけてきた。

今度は、我が家の枝豆と青しその苗のおすそ分け。彼女のテラスはバラとハーブがいっぱい。
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彼女とは、長女の幼稚園時代からのお付き合い。彼女の次女は我が家の長女の一つ年下。クラスも違ったのに、なぜか母親同士のつながりがはじまった。ローマからミラノにやってきて、一番初めにできた友達かもしれない。しかもフランス人。1年間だけ彼女についてフランス語を学んだが、身につかなかったなあ。爆

フランス語をまったく解さないのに、彼女にくっついてフランス人会の婦人会にも出席したことがあった。私より10歳も年上だけれど、顔の広い彼女といると、やたらあちこちに連れまわされることもあるが、非常に刺激的で面白い。ブリュッセルやパリに家があるので、出かけるたびにいろいろなお土産を頂くが、逆に私が帰国するといろいろと頼まれる。今までに京セラのセラミック包丁は何本持ち込んだろうか?家具の修復を趣味としており、日本からのこぎりを2本オーダーして持ち込んだこともあった。笑 そのうち危険人物としてマークされてしまうかもしれない。爆 最近の彼女のお気に入りは、鎌田のだし醤油。娘さんが、ゆでたまごにかけて食べるのが好きらしい。笑

昨日のランチは、彼女のお手製のバジリコのペーストとドライ・トマトのミックス・パスタ。上に、ピスタキオがトッピングされている。トマトの甘さがなんともいえない。
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そして、ガスパチョ。私も好きで、毎年作るが、こちらはきちんとこしており、滑らかで、手作りのクルトンも香ばしい。
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そして、先日頂いたルバーブを使っての、クランブル。小麦粉と砂糖とバターを使った魔法のそぼろ?を果物にトッピングして焼くだけなのだが、果物は、単品よりも数種類をミックスして焼くのもコンビネーションを楽しめる。りんごとレーズン、バナナとチョコレート、洋ナシとバナナ、シナモンを混ぜたり、アーモンド・パウダーを混ぜたり、毎回アレンジを変えて楽しめるのだ。

今回、彼女のお手製クランブルは、ルバーブとりんごとプルーンをあわせたもの。また、ルバーブとりんごとパッション・フルーツで作ったジャムも試食させてもらった。なんともいえない甘酸っぱさ。さすが、フランス人のつくるデザートは素晴らしい。味の組み合わせ、飾り方、色のコンビネーションなど私の固定観念を壊してくれる。

友人は、子供の教育には、非常に厳しい考えを持ち、かと言って子供は親の思うようには育たない。お互い子供もそこそこに成長しているが、今だに子供の成長に一喜一憂するのは一緒。とはいえ、自分の貴重な時間、気の合う友人と分かち合いを大切にしたいもの。

秋に彼女のスペイン人の友人と共に、私のトルコ人の友人を講師にお料理教室を企画しよう、といって別れた。