ところで、今日は８時に学校前に集合。さすがに、出発は８時半近くだろうな・・・とは思っていたが、５分前に学校へ着いたものの、来ていたクラスメートはまばら。担任さえいない。有り得ん？！
徐々にクラスメート及び、見送りの保護者が到着し始めたので、保護者の代表が、保護者たちに集合をかけた。今夜担任から連絡が入るので、４つのグループにわけ、各保護者はそのグループの代表者へ電話連絡するよう、電話番号の入った紙切れを渡された。８時１０分。やっと観光バスが到着。
次男のクラスメート数名がまだ未到着。これまた、有り得ん？！代表者がてんてこ舞いしているので、未到着の保護者に電話を入れてあげた。電話を受けた途端「アッリヴォー！！」と中国人の母親が答えたので、「今向かってるそう。」といったものの、８時２０分になっても来ない。「問題ないですよ。来ますから、安心して待ちましょう・・・」といいつつ、担任はすでにバスの中。有り得ん・・・代表者のご主人は、「来ない人が悪い」と言い出す始末。
その中国人、ズー・イーのお兄ちゃんは我が家の長男と昨年までクラスで一緒だったので、母親とは顔見知り。バールを経営しており、たまに顔を出しては、学校のことを報告してあげていたが、何もわかっておらず、こちらの方が心配になってしまうくらいだった。次男を家に呼んでくれたりもしたが、さすがに親のいないところに行かせるわけには、行かない。逆に数回家に呼んであげたが、「何飲む？」と聞けば、「コーラ」といい、「何して遊ぶ？」といっても、「Ｗｉｉ」とか「Ｐｌａｙｓｔａｔｉｏｎないの？」と聞かれる。我が家はコカ・コーラはイベントの時にしか飲まさないし、ゲームもない。唯一あったＤＳはＰＳＰも隠したら最後、どこに隠したかすぐに忘れてしまう。笑
まっそんなこんなでやっとズー・イーは８時２８分にやってきた。車で来るのかと思ったら、歩いてきたから驚いた。彼がバスに乗り込むと同時に出発。なぜか拍手が・・・？？？
その後、ズー・イーと一緒に来たおばちゃん（バールの店員の中国人）にクラスの代表者が今晩の連絡について説明していたが、どうも話が通じていない模様。「Do you speak English?」「・・・」返事なし。「Ｔ子説明してくれる？」というので、「私中国語できないよ。これからバールにいってマンマに説明してくるわ」と直接バールへ・・・
バールへ行くと、ズー・イーのマンマ（彼女はなぜかエリカというイタリア語名がある）は、私の顔を見た途端、「スクーザ！！」（ごめん！）と大笑い。「忘れてたの?｣と聞くと、「いや、起きれなかった」という。バールと彼らのアパートは道路を挟み向かい合っているが、両親はバールを開けるため、朝６時半には家を出てしまうという。１６歳の長男が弟たちを起こし、誰かしらが、学校へ連れて来ているようだが、今朝に限って起きられなかったらしい。
毎晩、グループの保護者に電話を入れること。そして土曜日は朝１１時に学校前に戻ってくるからね！忘れちゃだめよ。と念を押すと、ヴァ・ベーネ。ヴァ・ベーネといって、大笑い。いいな～大らかで。おいしいカプチーノをご馳走してくれた。爆
ズー・イーのことで、慌しく、また次男はクラスメートの男子と盛り上がりすぎてバスに乗り込んでしまったので、まともに挨拶ができなかった。それでも一人減った・・・と浮いた気分。かといって、常に手のかかる子なので、逆にいなくなると、長男、長女との兄弟喧嘩もないし、脱ぎ捨てた洋服やらかばんがない部屋もなんとなく、寂しい。
長女は、小学校５年の間に４回、Ｓｃｕｏｌａ Ｎａｔｕｒａに出かけた。長男は１回。ちなみに長女は、６歳で小学校へあがり、２，３週間後に第１回目のＳｃｕｏｌａ Ｎａｔｕｒａに出かけた。日本人の多い幼稚園だったが、そこの小学校へ上がった唯一の日本人で、幼稚園時代同じクラスの友人も少なく、大丈夫かな？私の方が心配で、心配で、出発の時は、私の方がうるうるしてしまったくらいだ。
当時は、各家庭で子供にテレフォン・カードを与え、毎日子供から施設内の公衆電話から保護者へ電話してくる規則だった。朝、長男を幼稚園へ連れて行った後に友人とバールでおしゃべりしていると、長女から電話が入り、「ママ楽しいよ！帰りたくない！」といわれたときは、思わず泣いてしまい、周りの友人に「日本の親類で何かあったの？」と心配されてしまったくらいだった。
それが、まあ３人目になると、なんとさっぱりしたものか・・・。
今週は、映画祭がありやすく映画が観れるので、普段一緒に出かけない、長女か長男連れて出かけてくるかな・・・。