公立だと、義務教育はさすがに無料だが、高校以上になると毎年で、私立だとそれこそ幼稚園から早々に翌年度のポスト確保のため、支払いが必要となる。
長女の高校は、進級に130ユーロ、任意による寄付金(40-90ユーロ)それに今年は学校税として、15.13ユーロ。計185.13ユーロなり。
公立とはいえ、毎年、教科書代に500ユーロ前後かかる。それに進級代云々700ユーロは、私立の一ヶ月の授業料あたりだろうか。
長女は2月いっぱいに郵便局での支払い受領書と共に、申し込み用紙を提出しないといけない。そして、今日は長男の高校から来た。130ユーロのみ。寄付金は必要ないようだ。とはいえ、前期にとった赤点のための補習はさすがに寄付金をだしている長女の高校の方が充実している。そういうところで差が出るのだろう。そちらは3月の半ばまで。
それにしてもな・・・なんで、親の言うことは聞かない、つねに赤点をもらってくる人に、快くお金を渡さなきゃいけないの?!一言も二言も嫌味を言いたくなる。
このまま大人になっちゃっていいのかね?
話は変わるが、先日、私が聖書研究で通っている修道院の活動の一環でもある、海外教育支援に関しお話をいただいた。
アジア、アフリカ、南米、東欧・・・今もなお世界の国々では、教 育をも満足に受けられない子供たちがたくさんいる。月々20ユーロ前後、年間140ユーロくらいあれば、一人の子供を一年にまかなえるというのだ。その修道院が担当として抱えている子供たちは世界で1500人。そのうち1200人がミャンマーだというから驚いた。
昨年、タイに旅行したが、ミャンマーからの移民が多くて,困ってしまうというタイ人の話を聞いたことを思い出した。
基本的に修道院では、年間240-250ユーロの寄付を指定4,5年は続けていただけるとありがたいが、グループとして金額に制限なしに単発での寄付も、歓迎とのことだった。寄付により、そこで学ぶ子供たちの様子やら直接一人一人の子供から真心こもった手紙をもらうこと もあるのだという。
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恵まれた環境にいながら、勉強せずにいるのなら、困った状況でありながらも、勉強したい子供たちを支援したほうがずっと意味があるぞ!!と脅したくなる。
結局甘いんだな・・・と思う。
年齢に限らず、自分に与えられた使命を全力で生きる。人にそれを求めること自体が無茶なんだろうか?