髪の毛切りました！ | ミラノの日常 第２弾
厳しい冬が終わりを告げつつ、ほのかな暖かさを肌で感じる今日この頃、徐々にたけのこも芽を出すことだろう。
さて、たけのこの芽のごとく、中国人経営の美容室があちこち出店。（まったく風流ではないか？！爆）友人に紹介され、通いだした中国人美容室。思っていた以上にカットがうまく、気に入って通いだし１年ちょっと。今朝、２ヶ月ぶりに行ってみた。
普段は、朝一番に行っても、順番待ち。特に私が指名するルカは長蛇の列。「彼もブラーヴォだよ。どう？」同僚を進めても、誰もＯＫとはいわず、おばあちゃんでさえ、待たされてもひたすらルカを待つ。
それが、今朝はがらがら。二人しかお客さんがいない。美容師も二人だけ。「あれっ今日ルカいないの？」というと、「いない」と一言。じゃあ出直すか・・・「明日は？」と聞くと「ノンチェ・ピュー」もういないよ、という。何で？どこへ行ったの？思ったが、聞かなかった。まっそんなもんだろう・・・
店長の女性が産休から戻ってきていたが、確実にルカの方が腕が上だったし、客が彼にだけついていた・・・という問題もあったのかもしれない。「今日二人だけなの？」と聞くと「４人だよ。」という。奥のシャンプー台をみると、店長ともう一人。そして、そこには、シャンプー待ちのお客さんが４，５人いた。
以前は、シャンプー係とカットする人は別だったが、今日はシャンプー係さえがカットをしている。やめとこ・・・Ｓ．Ｓｉｒｏ方面へ引き返した。バスまたは、地下鉄を利用しても、４－５０分はかかるのだ。ルカの腕に惚れて通っていたが、彼がいないんじゃ遠くへ通ってもしかたない。
さあ、どこへ行くか・・・。
最近日本人経営の美容室がオープンした。「あそこは日本だよ。」だれもが口をそろえて言う。だからといって１００点満点、べたぼめ・・・とは聞いてない。どうすっかな・・・。
最近、地元小学校の下校時刻に中国人美容室の広告を配りに来ている若い中国人女性のことを思い出した。中国人にしては、すらっと背が高く美人で、おしゃれだった。イタリア語も結構しゃべるしまあ悪くないかな・・・そんなアバウトな気持ちで行ってみた。
行ったら、彼女がいた。
「来てくれたのね～？！」今日はどうする？というので、サイドはこのまま、トップを膨らませ、後ろは短いショートボブ。黒髪のこだわりスタイル。やっぱりそれは、猫っ毛を扱うイタリア人では、どうも思うような形が実現されづらい。
ところで、次男に、「今度アラボで髪の毛切ってみない？」と冗談半分で言ってみた。すると、「嫌だよ～。だってアラボは、みんな髪の毛がくりくりって短いし、だったら、髪の毛が似ている中国人の方がずっといいよ～。」と微妙に的を得ていてびっくり！
話は基、それでもシャンプーはひどかった。昨夜洗っているからよかったものの、水が耳に入ったり、顔にはねるのは普通。それが、胸元に飛んできて、セーターから胸の間を流れてきたから、気持ち悪い。やっぱりありえん！
あっという間のカット。「髪の量が多いね～」と言われた。子供のころからそれが悩みの種だった。ポニーテールにすると、本当に馬のしっぽのようだったし。
８ユーロかな？と思っていたら１０ユーロだった。まっ内装も珍しくきれいだったし、生花も生けられていた。中国の今風の音楽が流れていた。
午後から、長男にも髪を切ってきなさい！といって行かせた。先日の野球の表彰式では、本来はその直前に散髪予定だったのに、店が休みだったらしい。なので、画像をみると、やたら頭がでかい！けれど、彼は違う中国人のところへ行ってしまった。まっいいかっ。
夕方、学校から出てきた次男を連れてそのまま、私が出かけた美容室へ直行。
「短く、クレスタ（とさかの様にトップを立たせること）にして！」次男。今時の中高生男児はそういった髪型が多い。どうも賢そうに見えないから嫌なのだけれど、まっいいかっ。
後ろはバリカンでグィ～ン。まあさっぱり。しいて言えば、おでぶまっしぐらの次男は顔がでかい！えくぼで二重あご。これが細かったら、格好いいんだけどね・・・と親ばかちゃんちゃかりん。爆
Ｂａｍｂｉｎｉ Ｄａ ７Ｅｕｒｏ （子供 ７ユーロ～）と入り口に書かれていたので、７ユーロを握っていたら、「１２０センチ以上ある？」と聞くので、何が？と思ったら身長の話。彼は１４０センチくらいあるんじゃないだろうか？でも９歳児の平均身長は、１３０．９センチ。１２０センチ以上は、１ユーロ増しの８ユーロなんだそうだ。あちゃ～。大きいと損だわ。いずれにしても、３人で２６ユーロ。イタリアの美容室だったら、安くても３０ユーロ以上するからよしとしよう。
次男と一緒のポイントカードをもらった。これなら早くポイントがたまりそう。笑
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