子供の生きる権利 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

2011年1月26日より続いている、シリアの反政府運動およびシリア政府軍と反体制派による武力衝突。 

国連の報告によると、シリアの政府側と反政府勢力の双方が、子供の殺害や拷問を行っていると非難し、反政府でもが始まって以来、子供1万人以上が死亡したと指摘している。 

子供たちは、 

>人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、出生又は他の地位等によるいかなる差別もなし・・・国際連合憲章において宣明された理想の精神並びに特に平和、尊厳、寛容、自由、平等及び連帯の精神に従って育てられるべきであることを考慮・・・あらゆる国特に開発途上国における児童の生活条件を改善するために国際協力が重要・・・ 

とある。「子どもの権利条約」 前文抜粋 
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig_all.html 

戦争は、殺し合い。お互いが正しいと思っており、相手だけが悪いと信じているからはじまるのだ。戦争はいつ終わり、どうすればなくなるのだろう。子どもの権利条約第38条は、「戦争」からの保護。 

子どもの権利条約 第38条4項 
締約国は、武力紛争において文民を保護するための国際人道法に基づく自国の義務に従い、武力紛争の影響を受ける児童の保護及び養護を確保するためのすべての実行可能な措置をとる。 


つまり、戦争がおきてしまったら、国は子供たちをまもるため、助けるためにあらゆることを行うってことだろう。 

恐ろしいのは、シリア情報機関や軍は、子供の親類を投降させるため、反政府側とみなす子供に性的暴行を加えていると報告された。また、子供は、学校や病院、民家などに拘束され、金属棒や電気ショックによる暴行も受けていたともいう。もう、人間のすることではないだろう。 

第39条 
締約国は、あらゆる形態の放置、搾取若しくは虐待、拷問若しくは他のあらゆる形態の残虐な、非人道的な若しくは品位を傷つける取扱い若しくは刑罰又は武力紛争による被害者である児童の身体的及び心理的な回復及び社会復帰を促進するためのすべての適当な措置をとる。このような回復及び復帰は、児童の健康、自尊心及び尊厳を育成する環境において行われる。 

つまり、虐待などで、心や体に傷を負った子供が、元の生活と取り戻せるよう、国は最大限の努力をしなければならない。 

直近のニュースによれば、シリア内戦の激戦地となっていた中部ホムス旧市街で、3日間の停戦合意が成立し、現地の女性や子供たち、民間人の脱出が始まっているようだ。 

第42条 
締約国は、適当かつ積極的な方法でこの条約の原則及び規定を成人及び児童のいずれにも広く知らせることを約束する。 


戦争は人間の生活を台無しにしてしまう。未来の世界を作るため、子供たちは生まれたのだ。世界の子供たちすべてに、心休まる時が来ますように。 


http://www.unicef.or.jp/crc/about/ 

http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/francis/msg0020.htm 
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/francis/msg0050.htm 

http://matome.naver.jp/odai/2135722282178511201