蕪はアジアの野菜かと思っていたら、実は世界中で栽培されており、分類上はアフガニスタン原産のアジア系と、中近東から地中海沿岸原産のヨーロッパ系の2種に分かれるという。
日本の場合、いうまでもなく中国から渡来した。蕪は「すずな」(菘)とも言われ、「春の七草」の1つ。大根の一種かと思っていたら、実はアブラナ科、アブラナ属で植物図鑑を見ていたら、花が見事に菜の花でありびっくり!確かに考えてみれば、菜の花はイタリア語でcima di rapa(チーマ・ディ・ラーパ)と呼ばれ,蕪も rapa (ラーパ)だから同じ種類なはずだ。今まで全く気づかなかった。
話は基、蕪は、日本に渡来した時は、根よりむしろ葉を食べていたそうだ。今は、葉は捨てられることが多いが、根より葉に栄養素が多く、根だけ食べて葉を捨てるとはもったいない!
蕪の栄養に及び効能に関しては、白い根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類でき、それぞれの効能が期待できるお得な野菜!
根の方は、見た目の通り大根によく似ており、栄養面でも似た点が多く、米やいも類の淡水化物の消化を助ける酵素・ジアスターゼや、デンプンを分解する酵素のアミラーゼが豊富に含まれているのだそうだ。生で食べれば、弱った胃や食べ過ぎ、胸やけに効果があり、煮た場合は、胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防する食品として古くから珍重されている。ビタミンCがある程度含まれており、冬の風邪予防に有効。
ミラノのスーパーでも蕪を売っているところがあるが、紫がかっている。メルカートはイタリア人の屋台のほかにエジプト人の屋台とバングラデッシュ人の屋台があり、バングラデッシュ人の屋台にいけばたいていおいてある。
さて、今晩のおかず。蕪のあんかけ。
先日日記でも紹介したが、意外においしかったので、リピート。茎と葉の部分が苦味があるが、そこが美味。
http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11751018523.html
余談だが、江戸時代中期の日本の俳人及び画家である「与謝蕪村」は、蕪の産地として有名であった大阪天王寺に住んでいたので、俳号にその名を付けたといわれている。こちらは、蕪村が詠んだ歌。
名物や蕪の中の天王寺
今日購入した蕪はやたら葉が多かったので、半分漬物にした。お茶漬けにしてもおいしいかなあ。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/cruciferae/kabu/kabu.htm
日本の場合、いうまでもなく中国から渡来した。蕪は「すずな」(菘)とも言われ、「春の七草」の1つ。大根の一種かと思っていたら、実はアブラナ科、アブラナ属で植物図鑑を見ていたら、花が見事に菜の花でありびっくり!確かに考えてみれば、菜の花はイタリア語でcima di rapa(チーマ・ディ・ラーパ)と呼ばれ,蕪も rapa (ラーパ)だから同じ種類なはずだ。今まで全く気づかなかった。
話は基、蕪は、日本に渡来した時は、根よりむしろ葉を食べていたそうだ。今は、葉は捨てられることが多いが、根より葉に栄養素が多く、根だけ食べて葉を捨てるとはもったいない!
蕪の栄養に及び効能に関しては、白い根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類でき、それぞれの効能が期待できるお得な野菜!
根の方は、見た目の通り大根によく似ており、栄養面でも似た点が多く、米やいも類の淡水化物の消化を助ける酵素・ジアスターゼや、デンプンを分解する酵素のアミラーゼが豊富に含まれているのだそうだ。生で食べれば、弱った胃や食べ過ぎ、胸やけに効果があり、煮た場合は、胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防する食品として古くから珍重されている。ビタミンCがある程度含まれており、冬の風邪予防に有効。
ミラノのスーパーでも蕪を売っているところがあるが、紫がかっている。メルカートはイタリア人の屋台のほかにエジプト人の屋台とバングラデッシュ人の屋台があり、バングラデッシュ人の屋台にいけばたいていおいてある。
さて、今晩のおかず。蕪のあんかけ。
先日日記でも紹介したが、意外においしかったので、リピート。茎と葉の部分が苦味があるが、そこが美味。
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余談だが、江戸時代中期の日本の俳人及び画家である「与謝蕪村」は、蕪の産地として有名であった大阪天王寺に住んでいたので、俳号にその名を付けたといわれている。こちらは、蕪村が詠んだ歌。
名物や蕪の中の天王寺
今日購入した蕪はやたら葉が多かったので、半分漬物にした。お茶漬けにしてもおいしいかなあ。
http://


