だれかしら | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

だれかしら、 
だれかしら、 
おはなに なまえを 
つけた ひと。 

だれかしら、 
だれかしら、 
「ばら」って なまえを 
つけた ひと。 

だれかしら、 
だれかしら、 
「ゆり」って なまえを 
つけた ひと。 

だれかしら、 
だれかしら、 
おはなは しって 
いるかしら。 by よだ じゅんいち 


今週の補習校の小2は上記の詩「だれかしら」の読みテストがある。 

「はな」を人に読み替えてみたら、名前とは何か?意味づけを考えられるだろう。 「ばら」は「ばら」以外の名前を、「ゆり」は「ゆり」以外の名前を分類することで、その違い、物事の本質がわかるんじゃないだろうか? 

今日、学校の帰り道、次男が暗唱をして聞かせてくれた。 
だいちゃんはね~、ママのお腹にいた頃から、大きかったから、大ちゃんって呼んでたんだよ。その下の名前は、生まれてから決めたの、と話した。 

ふ~ん、じゃあお兄ちゃんは?お姉ちゃんは?と聞いてきた。 

そういえば、昔流行ったな~。 
ゴダイゴの「ビューティル・ネーム」。 

♪どの子にもひとつの生命が光ってる 
呼びかけよう名前を 
すばらしい名前を 

Every child on earth has a beautiful name 
A beautiful name, a beautiful name 

呼びかけよう名前を 
すばらしい名前を 


自分と他人を比較し、違いを見つけることで、自分とはどんな人間なのかいずれ考える日も来ることだろう。自分は自分、なんだよね。 

http://www.youtube.com/watch?v=iWIY8uSzsns