クリスマスの魔術師 ~ ジャンニ・ロダーリ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

もし、クリスマスの魔術師だったら、 床がタイルの全てのアパートの、全ての家のクリスマスツリーの枝先を切らせてよ。
でもUPIMで売るっているような、プラスチックや偽者のツリーじゃないよ。 
山に生えてる松の、もみの木。風に揺れ、枝同士が絡み合い、 
各部屋に樹液の香りを運ぶのさ。 そして、みんなのためのプレゼントの魔法の実が枝についているよ。 

そして、魔法の杖で全てをなくすよう魔法をかけるのさ。 

ヴィア・ナツィオナーレにクリスマス・ツリーを育てるよ。 
目を閉じたやつやら、パパを呼んで呼んでいるもの、太陽から歩いてくるもの、 ロックン・ロールを踊るもの、でんぐり返しをしてるもの・・・全種類の人形をぶら下げて。 

欲しい人は、誰でもどうぞ、無料です。 

ピアッツァ・コズィマートでは、チョコレートのツリーを育てるよ。 
ヴィア・デル・トリトーネには、パネットーネの木を、 
ヴィアーレ・ブオッツォ-ニには干し葡萄入りのパンの木を、 
ラルゴ・ディ・サンタ・スザンナには干し葡萄入りのパンに生クリームを乗せよう。 

散歩をまだ続けるかい? 
魔法は始めたばかりさ。 
電車の木の場所を選ばなきゃ。ピアッツァ・マッズィ-ニでいいかい? 

飛行機では、ヴィア・デイ・カンパーニにしよう。 
全ての通りに特別なツリーおいて、クリスマスの日には、子供たちはローマめぐりをして好きなものをゲットするよ。 

枝からとられた全てのおもちゃは、他の同じ木からももらえるし、もっと素敵なものもみつかるよ。 

逆に、大人には、ヴィア・コンドッティにもあるかもしれない。靴や上着のツリーもあるだろう。 

もし、ぼくが魔術師だったら、全てやりたいことさ。 

でも、もしそうでなかったら、どうしよう? 

お祝いできる贈り物は何もないな。 
選んでもらえそうな好きなものも、もらってもらえるようなものも何もない。 

          ~・~・~・~・~・~・~・~・~・

まっ所詮、夢の話です。 
仮定形だったら、なんでもできる。笑 

さて、日本ではすっかりクリスマスの雰囲気など跡形ものこっていないだろうが、このイタリア、クリスマスは12月25日に始まり、1月6日のエピファニア(公現祭)に終わる。というわけで、今日で終了したわけだが、地元パロッキアのミサでは、入祭には、毎回「来たれ友よ」を歌い続けた。

今日のごミサは、東方の三博士達が現れ、赤子のイエスを拝みに来るところ。今日パパ様は、博士達は、聖なるずるさ?ともいえる悪から信仰を守るよう教えてくださる、とおっしゃった。 

また、復活祭のお告げも告知された。 

今年の復活祭は、4月20日。 
ちなみに、カルネヴァーレ・アンブロジアーノは3月6日(木)~8日(土)まで。9日から四旬節が始まる。ローマ典礼は、カルネヴァーレは3月4日(火)のマルテディ・グラッソで終了、翌日が「灰の水曜日」で四旬節がはじまる。4日間の差。 

ミサの最後に、祭壇にかかげられていた人形のイエスを一人ずつ、キスしていくのだ。もちろん、口をつけたところは、後からおくるみで拭いていくが、日本人としては、ビミョー。個人的な祈りがあったので、お御堂に移動した。最後の最後まで「アウグーリ!」で挨拶。主任司祭の誕生日でもあった。笑 

ミサの帰りにスーパーへ寄ると、すでにカルネヴァーレの時期に食べるキャッケレが売り出されていた。気が早いな・・・ 


http://it.radiovaticana.va/news/2014/01/06/messa_dell%E2%80%99epifania._il_papa:_i_magi_insegnano_a_custodire_la_fede/it1-761528 
http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11737055230.html