今日、久々雨が降った。冷たい雨だ。
今朝、次男を送った足で、バスと地下鉄を利用し、髪の毛を切りにいった。時間帯の問題もあるが、どこも人が多い。(かといって、日本の渋滞の状態の比にもならないが!)
それなのに、地下鉄の中では、リュックの中にスピーカーを入れ、びんびんエコーのきいたマイクで「Happy Cristmas」を歌う女性あり。何々?朝からカラオケですか~?!その後、紙コップをもって込んでいる車内を徘徊。いい迷惑だけれど、誰も文句をいわず。
ドウモでA線からC線に乗り換え。
地下の歩道に「Ho FAME」(空腹)と書かれたダンボールの切れ端を持って座り込んだ男性 を見かけた。
C線の中にも、どこかで歌っている男性あり。あ゛~。うるさい・・・。
帰りがけの地下鉄駅の構内でも「Ho Fame」と書かれた紙を持った外国人男性を見かけた。
駅構内、教会の前、物乞いばかり。考えてみれば、日本には、ホームレスはいても、物乞いは殆どみかけない。なぜなのだろう?やはり日本人には恥の意識があるからだろうか? 「働かざるもの食うべからず」「武士は食わねど高楊枝」こういった文化が根底にあるのだろうか?
さて、思いついて途中下車。某修道会へ挨拶。帰りがけ、久々知り合いに遭遇。バスが故障し、途中で降ろされ、行く先々でそのバスが車庫行きになってしまい、1時間もかかってしまって・・・・と言っていた。私も待っても待ってもなかなかバスが来ない。やっと来たと思ったら、すごい混雑。皆濡れた傘を持っており、嫌だな・・・と思ったのは、私一人ではないだろう。
大きな荷物をもったイタリア人の青年が、「ミラノで何が起きているのですか?僕は、郊外出身なので、こんな都会の様子がわからなくて・・・」という。すると、近くにいるシニョ-ラ、「こんなの普通ですよ。ノルマーレ」そうかな・・・やっぱり12月を象徴する混雑だろう。しかも、雨。
学校は明日まで。とても、クリスマスが来週とは思えない慌しさ。物乞い、混雑、渋滞、そしてあちこちで道路を掘り返し・・・ミラノの師も一般人も走る12月。
カトリック聖歌「しずけき」は俗にいう「清しこの夜」。
静けき真夜中 星はひかり
羊飼いたちは うまやに急ぐ
空にひびく 天使の歌
ひんやり、静か。そして、心穏やかなクリスマス。
数日後に訪れるとは思えず・・・。苦笑
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