ブリは、フランスのブリー地方で1000年以上前から作られているとされる。白カビチーズの一種で、癖は少なく、それでいて、かなり濃厚な味わい。カマンベールによく似ているが、カマンベールの方が、塩味が強い感じ。ちなみに、カマンベールは、ブリの製法が200年前にカマンベール村に伝えられ生産が始まったとされる。
個人的に好きなのは、(あくまでも独断と偏見で?!)ブリとブレサオーラのコンビネーション。
ブレサオーラとは、北イタリア・ヴァルテッリーナ産牛肉の塩漬けを乾燥させたドライビーフ。スライスしてオリーブ・オイルとレモン汁だけで食べても絶品。
話はそれたが、私は、ブリとブレサオラにルーコラをはさんだパニーノが好きだが、家には、バールのようなグリルがないので、敢えてピアディーナという平たいパンに巻いて焼き、ブリがとろっととけるくらいがいいのだ。これは、一週間に一度は出てくる我が家の昼食のメニュー。
これまた、個人的な好みなので、私の分だけ、ブリにいちじくのジャムを載せて食べる。
ケ・スキーフォ!!(気持ち悪い!!)と子供たちは言うが、今日、長男がちょっと食べさせて!と一口食べたら、うん、おいしい!!だって!!そりゃそうよ~。研究してますから・・・笑
また、最近こっているのがポレンタ。
とうもろこしの粉を沸騰したお湯かだし汁で煮て、焦がさないよう、よくこねて作る。プリモとして、リゾットのように食べてもいいし、肉料理のソースやおろしたチーズなどと一緒に食べる。
ハンガリーにも、呼び方は違うが、ポレンタがあり、昼・夜・昼・夜・・・ずっと食べていたくらいだ。
簡単に作れると思ったが、意外に力とコツが必要で、あなどれない。「ママ~中がだまになってる!!」いつも子供たちにチェックされてしまう。
今日のお昼は、上記ピアディーナと、フンギ・ポルチーニ入りのポレンタ。出来立ての温かいポレンタにブリを一切れおき、とけたところを食する。もちろん、赤ワインと共に・・・
あ~幸せ~。
