昨年、骨折しドタキャンした無念を払うため、リベンジの参加だった。
開場は12時だが、会場に10時入り。
既に学生アルバイトさんたちが、校庭を右往左往しながら荷物を運んでいた。
「おはようございま~すっ」
「お疲れ様で~すっ」
誰にあっても、大きな声で挨拶し合えるって気持ちいいい。
早速テーブル準備。


前夜、出来上がった手編みのネックレスにアイロンをかけたが、値段をつけるのを忘れていた。手芸品には、あまり高い値段はつけづらい。日本では材料費の3倍くらい、というが、こちらでは糸自体安いので、それにかけた時間や技術代・・・と思っても、やはりそういったものは、実際やる人でないと価値などわからないものだろう。3メートル近いネックレスなら50ユーロ前後しても全く不思議ではない、と思うが、一般的には高すぎる・・・と思われてしまう。以前トルコで25ユーロくらいで購入したが、いくら物価が違うとはいえ、実際手のかかるものが、その値段で買えるのなら、作るよりも買った方がまし!と思ったくらいだ。だから、今回は、そのトルコ値段にちょっと毛が生えた?くらいの値段を付けてみた。
11時。スタッフ及び関係者は、早めにお弁当類を購入できるといわれ、太巻きを食べた。なんか足りない・・・いざ、フェスタがスタートしてしまうと、下手に動き回れない。食べるなら今!!昨年からはじまった「たこ焼き」コーナーへ。ちょいと小粒のたこ焼きだったが、ミラノじゃめったに食べられない。そして、たこ焼きだったらやっぱりこれよね・・・
12時開催。学校の前には長蛇の列が・・・・(イタリア人でもちゃんんと並べるのね。笑)
校内の様子。
お習字教室
「もうかってまっか~?」 笑いの友がやって来た。
「ぼちぼちでんなあ。」 今回友人と組んでテーブルを出したが、彼女も関東は神奈川出身。上記友人は、関東の人間はすかしていややわ~というので、リアクションに困ってしまう。笑 とはいえ、ぽんぽんとものを言い、そして必ずおちがある。何がどう、という会話だったのか記憶にないのだが、よく笑った。うどんのだしのように温かく、味わい深いひと時だったわ~。笑
そして、いきなりあれよ、あれよという間にすごい人の波。
次から次へと知り合いがやってくる。商品売るよりも、挨拶してばかり。Itamaのスタッフもかなり来てくれた。日本で出会ったイタリア人の青年と2年ぶりに再会。ここ1,2年メールでやりとりしつつ初めてあったという人数組、子供の中学時代の先生、10年来のミラノでの友達だが、いよいよ帰国することになった友人などなど。人とのつながりは、すばらしい。
ちなみに、長女は学生アルバイトで、着物着付けの受付をしていたが、知らないいろいろな人たちに「あなたがT子の娘さんなのね?」と声をかけられたらしい。「ママ、どんだけ知り合いいるの?」と聞かれた。また、あちこちで「T子はどこにいる?」と聞きまわるイタリア人がいたとか・・・私の名前、多いんですけど・・・「苗字は?」と聞きなおしても、「さあ・・・、編み物をするT子」といわれ、あ~
っとわかりましたが、そういう方、来られました?とも聞かれた。はい、はい、いました・・・。確かに私は校舎の3階にいる、としかいわなかったので、皆探し回ったことだろう。ただ、イタリア人の友人たちは私の苗字まで知らないのがほとんどだ。笑
でも気ィ遣わんと金つこうてや!!
お陰様でそこそこに収益があった。
逆に今日の収穫。
Tea in Italyの紅茶
ノエル(左) オレンジ・ピール、アーモンド、バラ、バニラ、クローブ、カルダモン、ドライフルーツ。
昔、欧米では、年に一度のクリスマスに、当時大変貴重だったスパイスやジンジャーを、紅茶やパン、お菓子、ワインに入れて楽しんだのだそう。クリスマス・シーズンにクリスマス・ティを。ジンジャーは寒い冬に体を温めてくれる。
ティ・ポット保温のためのティ・コージよりは小さいから、鍋つかみかな?
それにしても、どっと安堵感と疲労感。
しばらく、鈎針見たくない・・・
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