1歳以下が8名に1歳以上が12名、2部屋に分けており、そのうち、兄弟が2組いる。今年は、日伊ハーフが一人。あとは、なぜか皆モロッコ人またはエジプト人。
私は通常1歳以上の幼児を見ているが、乳幼児スタッフのコーディネートもしているので、隙を見ては、両教室を行ったり来たり。子供の出席状況をチェックしたり、託児に関する規則なども調整しており、時に(いや、しょっちゅう)スタッフと意見がぶつかると、一気に気落ちするが、やはり子供といると癒されるものがある。(自分の子供だと思い切り疲れるのに~。笑)
昨年までは、乳児の部屋へ行くと、静かな音楽のCDがかかっていたが、今年は、スタ ッフが歌っている様子。(ちなみにスタッフは皆50歳代以上。)もちろん、イタリアの子守唄を歌っているのだそうだ。
「日本でも子守唄を歌うの?」とスタッフの一人にきかれ、ドキッとした。母は歌がうまく、大会ではよく賞をとっているが、子供のころ、母に子守唄を聞かされた記憶はない。
日本の子守唄といえば、「竹田の子守唄」「五木の子守唄」が有名だが、この歌を聴いて育った子供というのは、少なくとも50歳以下にはいないのではないだろうか?
最近の親は皆CDじゃないのかなあ?私もいつもクラシックのCDをかけていた。1歳くらいになると、「おかあさんといっしょ」のCDに代わっただろうか?「にじのむこうに」「たこ焼きマンボ」「かっぱなにさまかっぱさま」「パンダうさぎコアラ」・・・
ある意味残念だ。伝統というものが、消えつつあるのかもしれない。
ちなみに次男には、ミサ典礼・感謝の讃歌であるSanto(「聖なるかな」)をイタリア語でよく歌って聴かせた。「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の神なる主。主の栄光は天地に満つ。天のいと高きところにホザンナ・・・・」。神への感謝を捧げ、その栄光を称える賛歌である。笑 でも、この曲を歌うと、次男は自然に落ち着いたものだ。笑 今じゃ教会に来ても、ちっともじっとしていないので困ったものだが・・・。
皆さん、思い出の子守唄をお持ちですか?
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