学校初日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

やっとやっと地獄の夏休みが終了。 
昨夜、あわてて足りないノートやら手帳を買いたし、遅くまで宿題をやっていた子供達。だからさ~、そういうのを「蟻とキリギリス」っていうんだよ! 

今朝、何気に次男のカバンの中をチェックすると,入っていたのは,全部昨年度のノート。「新しいノートに入れ替えなさいっていったでしょ~?!」結局時間がなく、全部私が新しいノートにカバーを付け替えた。3番目って何でも自分でさささ、とできるかと思ったら、その逆。結局、いつも、時間がない、時間がないといって見ていられなくって手を出してしまった私がいけないのだけれど、愚母愚妻になったつもりが、結局この結果。あ´~。 

いずれにしても、皆緊 張しつつ登校していった。長女高4、長男高1、次男小4である。 

こちらは、小学校の正門の様子。

8時25分になると門があき、こうやってどーっと毎朝保護者が入り口のところまで子供達を送って行く。けれど、次男は門のところまででいいよ、という。家からは手をつないでいくのに、学校が近くなるとさっとその手を離す。クラスメートに見られるのが恥ずかしいのだろうか?長男も小4の際、この学校に転入したが、やはり同じだった。こうやって徐々に子供達は親離れしていくのだろう。 

その後、バールに行って、地域の人たちとおしゃべり。その足でメルカートへ。行きつけの糸屋さんや生地屋さんでおしゃべり。友人と合流。帰宅すると11時過ぎだった。あら~今週は小学校はお迎えが12時だったんだわ!慌てて洗濯物を干し,迎えにいったら、どうも正門前の保護者の数が少ない!12時は新一年生のみで、在校生は12時半下校だった。だって学校のHPに小1から小5まで12時下校って書いてあったよね?と周りの人に聞くと、皆書いてあった・・・という。(帰宅して再度チェックしたが、やはりそう書いてあった。)結局、HPを見ていない人の方が、あっていたのだから嫌になっちゃう。笑 

次男のクラスは,エジプト人とルーマニア人の生徒が転校し、ドミニカ共和国と別の国の外国人が転入してきたそうだ。学校前の保護者を見ていると,ここはどこだ?と思ってしまう。 

時間差で,長男、長女が帰宅。 
長男は初日からイタリア語の試験があったという。イタリアでは、殆どの高校が入試がない分、いくら,最終成績がいくつで出たかといっても,学校によってレベルが違うので,それほどあてにならないのだ。実際、10段階の成績でも北イタリア、中央、南イタリアではレベルは明らかに違う。 

午後からクラスメートという新しいイタリア人の友人が,一緒に勉強をしに来た。既に宿題が出たらしい。 

さーさーさー、新学年度がスタートした。 
今年こそ、真剣に頑張ろう!!