蚊がいる部屋に家族でいれば、一番狙われるのは,夫か長女。私は余裕のよっちゃんで虫除けさえつけなくても、刺されることはなかったのに、今年は、長女よりも刺されている。なぜ？血液検査でも貧血でひっかからなくった分、血がおいしくなった？！爆
虫さされといっても、痒い虫、いたがゆい虫、そして痛い虫、というのがいるだろう。一般的に、さされやすいのが、「痒い虫」。その代表がなんといっても「蚊」。そして、イタリアによくいる「ピドッキ」（頭虱）や家ダニ、ノミ、蛾などなど。
家にいても、茶色の蚊あり、黒白のしましまの蚊、大小さまざま。たまりませんわ。
♪虫さされに金冠！ またはムヒでだろうか？
見た目はみっともないが、子供用のアンパンマンムヒパッチは、蚊に刺された場所にはってしばらくすると、痒みがなくなるから、あら不思議。小さな子供がいれば、「子供のつかっちゃったあ」と言い訳にもなるが、さすがに子供が大きいのに,ムヒパッチをつけるには、言い訳もなく恥ずかしい。笑
それにしても、日本では１００種類くらいの蚊が生息しているという。イタリアでもそれくらいいるのだろうか？Zanzare comune（一般的？な蚊）, Zanzare Tigre （トラ、という意味だからシマカだろうか？）にも効きます・・・というスプレーを見かけたが、どれもお高い。
今回、よく刺されているのが、なんと足の裏や指先。これまた、痒いのなんのって我慢できない。蚊は吸血の際、血が凝固することを防止するための抗凝血作用物質を含んだ唾液を注入し、この唾液によってアレルギー反応起こすからといわれている。
けれど、蚊の被害で最も恐ろしいのは、蚊にさされるよりも、伝染病に感染すること。マラリア、フィラリア、黄熱、デング熱、脳炎などは危険な伝染病として有名だが、どれも蚊の媒介によっておきるもの。
そして、ここ数年イタリアで危険視されているのが、西ナイル熱。
西ナイル熱は、軽いインフルエンザ様の症状で、潜伏期間は通常2～6日。発熱・頭痛・咽頭痛・背部痛・筋肉痛・関節痛が主な症状であるという。発疹（特に胸背部の丘疹が特徴的。痒みや疼痛を伴うこともあるそう。）・リンパ節が腫れ・腹痛・嘔吐・結膜炎などの症状が出ることもあるそうだ。
私が一時帰国している間も,アパートの敷地内に蚊よけの消毒がされたという。その割りに、芝生用のスプリングクラーの水が一部、水溜りになっていたり、駐車場の地下に水がたまっているところも多く、危険。
ぶーん、と目の前に飛んできて蚊を両手を合わせてつぶそうとしたら,なんと掌の血管が切れてしまった。どんだけ強くたたいたの？ありえない！！しばらく掌は紫になり、指さえも動かせず。ちなみに、子供に拳骨をしようとしたら、ゆびの血管が切れてしまったことも数回ある。しかも指輪が抜けなくなってしまい大変だった！子供へのおしおき、そして蚊でも殺してはいけない、ということなのだろうか？笑
ラベンダーのオイルを首もと、手首にぬって、べープをかけて寝ても、蚊はやってくる。痒いのを我慢するのも限界がある。氷や保冷剤で患部を冷やすというのも悪くないかも？
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