荷造り | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

いよいよ月曜日、ミラノに戻る。現在荷造り中。 

来る時は、母子4人で56キロだったスーツケース。100キロにまとめなきゃいけないが、スーツケースに入りきるのだろうか・・・母が『食べるラー油』だとか『だし醤油』を沢山持たせてくれたけど、どれも重いものばかり。全部持っていくのは、きついかも・・・ゴマだれドレッシングや、めんつゆは断念。ミラノの中華街に行くか、作るしかないか・・・と。 

ところで、旅行の際、いつも思うのは、荷造りとその量は、ある意味、生き方に似ているんじゃないかと思う。余計なものは持たない。シンプルに。年にちょこちょこ短い旅行をしているので、子供たちには自分で荷造りをさせているが、さすがに次男だけは、最終的に私がチェックするが、まだだめ。今回の旅行も、なぜかYシャツばかり入っており、Tシャツの数は少なく、なんと下着が入っていなかった!旅行先でも、あと先、考えずに次から次へと持ってきた服を着てしまうので、途中で汚れてしまったり、洗濯さえ間に合わなくなってしまう。 

逆に私の場合、持つ量を少なくしても、もう1日、もう1日(冬に限るが)と着てしまうと、結局着ないで持ち帰る洋服さえ出てきてしまう。あ~今回も無駄なことをした。もっとシンプルに行こう、と。 

今回の帰国では、あれが食べたい、あそこへ行きたい、などという気持ちがほとんどなかった。暑さのせいか?年のせいか?笑 

帰りたくない症候群、ピークではあるが、火曜日の朝にミラノに到着。お昼はパスタにしてね!と子供たち。え~すぐに作るんですか?!現実的過ぎる・・・また、「週末は海に行くぞ!」と手ぐすねひいて待っている夫。え~?!また、新たに荷造りですか?それに加え、飲み会のお誘い・・・なんか、来週の話と思えず。それに次男の宿題どうするんだ?!気が重い。 

まさに 
♪行きはよいよい、帰りは怖い、だな・・・