そして、またじわじわと始まった、なんともいえない不安、焦燥感。
今回の帰国では、始めは両親の「老い」もそれほど感じなかったが、徐々に父の足腰が弱ってきていることを実感。一緒に買い物さえ行けない。タクシーを利用し、外食したが、気分よくお酒をちょっと飲みすぎて帰宅。その後、胸が苦しいといい始め、本当に驚いた。ニトログリセリンを服用し、落ち着いたし、翌日の検査では、なんとも無かったが、これは母一人だったらあせったことだろう。又、ぶり返した暑さで、軽い熱中症に。
いやいや、いわゆる『お年寄り』になってしまったんだな・・・とちょっと寂しい感じ。逆に母は元気はつらつだが、私たちの前だからこそ、余計に明るいのかもしれない。
そして、この夏は、珍しく義妹と会った。弟が単身赴任中のため、初めて弟抜きの対面。期待していなかったが、両親のことを思っていてくれて嬉しくて涙が出てしまった。
毎年、書くけれど、やはり大きく心を占めるのは、自分が親になりつつも、子供に戻るからだろうか。
9月からは、長男は現地高校1年生。来年の6月には、長女同様、やれ留年か?やれ進級か?補習のために、すぐに帰国は無理だろう。その翌年は、長女は予定で行けば、卒業試験があり、しかも、2015年は5月から10月末まで、ミラノでは、国際博覧会(Milano Expo 2015)が開催される。 先のことを煩っても仕方ないが、今までのように、夏休みだ!さあ帰国!といかなくなる。次男だけ先に送って、日本の学校へ行かせようか・・・まあ両親に嫌がられるだろうな。笑
縁起悪いが、毎年、両親にあと何度会えるのだろう?と思うと、心が苦しくなる。
又、9月からは今まで以上に忙しくなる。今から、どれを断るか、これまた決断力を強いられる。
たぶん、この不安感は、両親に対することはもちろん、自分自身の不安やスタートする前の緊張感なのかもしれない。ミラノへ向かい、飛行機に乗ってしまうと、「なるようになるさ」「やるしかない」という気持ちになるのだが、それまでがピーク。昨年から両親の成田までの見送りがないので、寂しい分、この気持ちに見切りをつけるのが、ちょっとだけ早くなり、成田行きのバスに乗り、「頑張ろう、私。」と思えるのだ。
聖書にもある。
明日のことを思い煩うな・・・と。
一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
そう、余計なことは心配しないほうがいい。
今、目の前にあることを一生懸命しておこう。
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