その後5年間、書く本が次から次へとドラマ化され、彼の本はほとんど持っているが、企業が舞台とされたエンターテイメントが最高。
半澤直樹と同時に、しょうゆ顏の東山紀之主演の「七つの会議」も放映されており、先日土曜日終了。ミステリーは東野圭吾、社会派ノヴェルといえば池井戸潤。まだまだ脂が乗っている作家と言えるだろう。
ところで、よく言えば、「頭の活性化」、悪く言えば「乱読」なのだが、私は複数冊同時並行読書型人間。(そこで編みものなんぞもしちゃうから『魔女』ではないか?!という噂がたってしまうのだが。爆)
ジャンルにこだわらず、いろいろな本を同時に読むのだが、カフカの『変身』と池井戸潤の『民王』を読んでいたが、『民王』の方が断然面白く、一気に読み上げてしまった。
前任の首相二人が任期の途中で政権を投げ出した結果、回ってきた総理の座につく主人公。そして、その総理が任命した経済産業大臣が酩酊状態で記者会見に臨んでしまったり、失言多出・・・そんなの実際にもありましたよね・・・?!こりゃあ、○○政権風刺小説かい?と思えてしまうような一冊。
誰のための政治なのか?政界で生き抜き、権力を死守するために何をするかではなく、国民のために政治家は何をすべきか?
文庫化された途端に、再び失言勃発。こりゃあしくまれているのだろうか?と錯覚してしまうくらいだった。
「仕事っちゅうのは、金儲けじゃない。人の助けになることじゃ」。(「七つの会議)著者自身がバブル世代の銀行出身、ビジネス書籍も書かれているくらいだから、説得力がある。
また、当書では、首相夫人が首相の愛人問題に辟易し1億円を請求していたが、ストーリーの最後では,「実は私,一億円でマンションでも買おうと思っていたけれど,思い直したの。あの娘の話を聞いて世のため人のために、使うのも素敵だなって。お金って本来、そういうものからもしれないなって」と発言する。
上記2冊に通ずる,著者の本心か?彼のビジネス本も是非読んでみたい。
とにかく、もう一度じっくり読み直し,笑いたい一冊。
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