回勅とは、教皇が教皇としての権威をもって、全世界の司教、信徒に宛てて出す文書で、教皇の出す公文書の中でいちばん重要な文書に位置づけられるもの。
これは前教皇ベネディクト16世によって書き始められ、教皇フランシスコの手によって完結されたもの。早速、購入した。

既にFacebook上では、阿部仲麻呂神父様による要約もあり、イタリア語と読み合わせていくには、非常に参考になる。日本の教会では、すでに簡単な講義もされており、うらやまし限り。こちら、イタリアの教会は、既にヴァカンスモードで、ミサに参列する会衆もぐっと減った。9月には、司祭の移動も多く、教会としてプログラムが動き出すのは、10月から。とても回勅の講義など始まりそうもない。
この、教皇フランシスコによる新しい回勅『信仰の光』はキリスト者の人生の歩みを励ますことに強調点が置かれている。
人生は「闇」と「光」。つまり毎日の小さな自分への「死」と「復活」は、キリストの生き方に通じるものがある。
回勅の冒頭には、「信仰の光」とは、、イエスがもたらした大きな恵みを示す教会の伝統的な表現である・・・とある。聖書の中にも、「世の光」、「闇から光が輝き出よ」などという表現はよくでてくる。
上記阿部神父様によると、この回勅「信仰の光」全4章の内容を要約すると、①慈愛、②理解、③伝達、④配慮、となるという。キリスト者の人生の歩みはこの4つの要点を深めることで社会的にも意味のあるあかしとなる。こうして、キリストに照らされた各自の信仰が周囲を照らす光となるのだと。もちろん、キリスト者にとっての光とは「イエス・キリスト」であり、暗闇の広がる世の中をまっすぐに歩いていくには足元を照らす光が必要である。
Lampada per i miei passi è la tua Parola,
luce sul mio cammino
あなたの御言葉は、わたしの道の光、私の歩みを照らす灯び。 (詩編119:105)
そして、回勅の最後には、教会の母、信仰の母、マリアに向けて祈りを捧げるようにあった。信仰によって、キリストの愛に触れることを、苦難の時もキリストの愛を信じ、信仰と復活の喜び、信じる者は、決して一人ではないこと、そしてキリストの目をもって見ることを教えてくださるよう願った。
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