折り紙教室 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

学校が終了し、夏休み第一日目は、次男の小学校の学年末フェスタが催された。

PTA会長をはじめ、フェスタ実行委員会のメンバーは皆、Itama関係。でなくても、Itamaのラウラのの家で毎年12月に行われる「キッチュ・パーティ」での皆顔見知りのメンバーばかり。私が逃げられるはずないじゃないの・・・ 蜘蛛の巣にかかった蝶のようよ。って私はお蝶夫人?!爆


「日本人は生まれながらにして、折り紙ができる!みてこのT子の指を!!金の指よ!」!と皆の前褒めちぎられて、できません・・・といえるはずもない。笑

「T子の折り紙教室」と映画の舞台装置の仕事をしている友人によるポスター・・・来年も使うから捨てないでよ!って来年もするんですか・・・

  
 
 

周りに踊らされてやりました、『折り紙教室』。ここ10年くらい、現地の幼稚園、小学校をはじめ、野球チーム、ミラノ宣教会、フランス人学校、あちこちで折り紙を教えているけれど、やっぱり手先の器用さは日本人が一番だろうか。笑 「折り紙は角と角を合わせることが大切だからね~。」「手の平ではなく、指先で折るよ~。」親子で参加した人も多かったが、子供のほうが、几帳面で飲み込みの早い親子もいてびっくり。なぜか、一番人気は、百合の花だった。親が子供の才能を信用していないのか?または、わかりきっているのか?参加料(50セント)だけ払って、できたものをもらって帰りなさい!といっている親もおり、これまたびっくり。


子供からお金は取りたくなかったが、実行委員会からのお達しで、「参加料は、私がもらうんじゃありませんよ。学校の運営資金に回りますからね!」とこれまた、念を押す。


 あっという間の3時間だった。いきなり日がてり、頭くらくら・・・折り紙教室を覗きに来た、次男の担任の先生が、成績表受け渡しのときに、できたら、自分と副担任に百合の花をもらえますか?といってきた。もちろん!でもできたら、成績をつける前に渡したほうがいいかしらん?!爆


月曜日からは、2週間にわたり、今度は、子供の野球チームのサマーキャンプにて折り紙教室。相手が大人であろうが、子供であろうが、いっせいに数人のイタリア人に教えるのは、至難の業。またもや、体力と気力の勝負である。