現地校高校生の長女は、まだ個人の口答試験が続いており、先に終わった人から、赤点がなければ、進級決定、夏休みも心置きなく楽しめる。・・・が長女の場合、赤点の数によって補習、そして9月のはじめに試験、または落第。確実に落第の人は学校から連絡が行っているようだが、来ていないということは、逆にすべてが宙ぶらりん状態。本人もかなりパニック状態で、今日も補習校に行っている暇がないと大騒ぎ!明日は日曜日だというのに、3時間補習校へ行ったところで、試験に失敗するくらいなら、もともと実力がない証拠。自業自得だ!!と大喧嘩。は~っ毎年、この時期、本当に胃がきりきりする。来年度からは、長男も高校生になるから、この不安状態が倍増するのだ・・・たまらない!
とはいえ、なんでこの時期すべてがバッティングするかな・・・というくらい 、殺人的日程。現在、夫は日本出張中。まあ、いてもいなくても、状態はそれほど変わらない。笑 せいぜい終了が遅い催し物の際、迎えに来てもらうとか、次男を置いて出かけるとき、なんらかの形でみていてもらうとか、そういった状態。
長男・次男の空手の進級テスト、Hakuyukai Cupも無事終了。(結果はそれなりだったが・・)これまた、一年間(実質的には10ヶ月弱)の彼らの努力と運の結果。長男の野球のロンバルディア州チームの選抜は2次でドロップアウト。結局最後まで残った選手は、どうもコーチや監督の子供ばかりだらしい。へ~。まっ通ってしまったところで、練習に連れて行くのも、遠征に出るのも、家族、知人・友人を巻き込み大変になりそうだから、負け惜しみではなく、そして本人には申し訳ないが、通らないでほっとしたところもある。
今週は、木曜・金曜日と長男の学校のコンサートがあった。2,3年生のいくつかのオーケストラ、ソロ、そして1年生のオーケストラ。それぞれが演奏したのだが、どれも夜の9時から。木曜日は割りに近 所のテアトロで行こうと思っていたが、7時半に帰宅。夕飯を作り、次男の宿題をみていたところで、どっと疲れがでて断念。金曜日のは、はじめから遠かったので、行かないつもりだったし、本人にも来なくていいといわれていた。いずれにしても終了は両日共に11時過ぎ。見ている保護者もうとうと状態。翌日は遅刻者多数だったという。そして、今日は朝から中学のフェスタ。午後帰宅して、すぐに日本語補習校。かわいそうだが仕方ない。
来週は、次男のクラスの歌と別の発表が2日間あるが、まだ日程が発表されていない。そういうの、困るんだよね・・・そして土曜日が小学校の学年末フェスタ。そこで、折り紙教室を開くよう頼まれている。打ち合わせはいつも夜の9時から。毎回詳細を人にふるだけで、当日ふたを開けないと何もわからない状態。たまらない。
そんなところ、心の癒しは、小さなバルコニーの花の成長の観察と編物。先日、Itamaの生徒でもあるトルコ人の御宅にお邪魔し、トルコの伝統手芸である「オヤ」を習いに行ってきた。
オヤとは、トルコの女性たちが着用するスカーフの縁飾りの総称。様々な技術を用いて生み出される様々なモチーフは、花言葉のようにそれぞれの意味があり、 手先が器用なことがよい嫁の条件とされるトルコでは、花嫁修業同様母親から受け継ぐものらしい。
ちなみに、トルコ語のoyalamak=「オヤをする」、という動詞には、「暇をつぶす」という意味があるそう。私は移動中、待ち時間も指先を動かしていることが多い。「オヤ」は身近な言葉。笑
画像は、サンプル。

私が持っている一番細いレース針は0.9ミリ。日本で売っている一番細い針は0.6ミリ。彼女がもっていたものは、0.55ミリだった。もう目がちかちか・・・2時間かけて4模様しか編めず。今日一日で老眼が一気に進んだ感じ。最後に手作りのパンとケーキ、チャイをご馳走になりました。2メートルのラリエットを編むのに、どんだけ時間がかかるのでしょうか・・・・(買ったほうが早い!爆)


あと一週間。何がどうなることやら・・・とはいえ、「忙しい」とは『心』を『亡くす』と書く。かごのハムスター状態にならないよう、「心」という『意識』を忘れず行動したい。