高田と書いて、「たかた」と読む。作曲家であり、自作を中心に指揮者でもあった。
数年前、あるコンサートで日本歌曲を聴き、どこかで聴いたことがあるな・・・と調べたら、賛美歌に似ている。そうしたら、同じ作曲家と判明したのだ。
彼は、幼少から近所のプロテスタント教会に通っており、40歳の時に受洗、カトリック信者となる。(私とまったく同じ!)
第2バチカン公会議(1962年~1965年)で成立した典礼憲章(Sacrosanctum Concilium)に基づき、それまでラテン語で行われていたミサが各国語で行われることになった。それに伴い、日本カトリック司教団の依頼で典礼聖歌作曲に着手したという。
グレゴリオ聖歌や日本古来の旋律など種々の技法研究を踏まえて、「ミサは全部神のことばで出来ている。だから間違った解釈で作曲してはならない」と、自身の信仰を問いながら、晩年に至るまで220曲あまりの典礼聖歌を作曲したという話。
1992年には「典礼聖歌の作曲を通して日本の風土への典礼の浸透に尽力した」として、バチカンより聖シルベストロ教皇騎士団勲章を授与された。1997年には日本エキュメニカル協会から「エキュメニカル功労者賞」を受賞している。
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くちなし
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混声合唱組曲「水のいのち」 ~ 5. 海よ
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典礼聖歌206番「平和の賛歌」
今年は、彼の生誕100年を記念し、日本のあちこちでコンサートが催される予定。すばらしい歌声が響きわたることだろう。ミラノのカンタンテの方々、高田氏の誕生月12月までにコンサート活動されてみませんか?
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