青と緑のトリビア | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


 先日Itamaの体験授業では、順不動の単語を並び変え、格言、ことわざにする、というものがあった。その中にあった、 


l'erba del vicino è sempre più verde.   は、 

いわゆる『隣の芝は青い』である。 

英語だと 
The grass is always greener on the other side of the fence. 

エジプト人、モロッコ人も母国語で同じ言葉があるといっていた。日本語は?と聞かれたので、同じ言葉も確かにあるけれど,日本の場合、「Verde」(緑)は青(ブルー)っていうのよね。信号の緑もブルーなわけ、というと、皆目を丸くして「へ~っ?!」といっていた。我が家の子供達だって「ママおかしいよ!」という。笑 

考えてみれば、緑色のなのに『青リンゴ』。緑が生い茂っていても『青々としている』といい、緑色の野菜なのに『青菜』という。青山,青柳、青田買い、青臭い、青汁・・・きりがない。 

赤は「明かし」 
黒は「暗し」 
白は「顕し」(しるし) 

昔は、はっきりした色の概念のあるもの以外はすべて、「漠し」(あおし)だったそう。よって、緑~青にかけての色全般を「あお」と呼ぶようになったという話。へ~っ 

*青は海や水のイメージから、「希望」「冷静」のイメージを伴うことがある。例:“Blue Bird”(希望の鳥)へ~っ 
*工員や技術職を象徴する。例:「ブルーカラー」(藍襟) ⇔白 へ~っ 
*ロマン主義以降憂うつな心境を「ブルー」と呼ぶことがある。 へ~っ 
*暦において、半休(土曜日)は青で記される。 ⇔赤(休日)、黒(平日) へ~っ 
*知性、高尚、知識階級や貴族を象徴する色に、青が多用される。例:「藍い血を引く(=貴族階級である)」「ブルーリボン賞」 ⇔黄(臆病) へ~っ 
*ライマン・フランク・ボームの児童文学『オズの魔法使い』では、主人公ドロシーが最初に漂着した、マンチキン「東」の国の色が青色である。 へ~っ 

*宗教的には、緑はイスラム教を象徴する。リビアの国旗は2011年まで緑一色のみだった。へ~っ 
*アイルランドおよびアイルランド人を象徴する色(ナショナルカラー)として使われることがある(聖パトリックがシロツメクサの葉を使って三位一体を説明したことから)。へ~っ 
*特に12月が夏にあたる南半球の国における雪の降らないクリスマスを、「グリーンクリスマス」という。へ~っ 
*スペインでは性的な意味を表す色とされている。へ~っ 
*緑色は目に良いと認識されがちであるが、単に自然には緑色が多いということから来た俗説であり、医学的根拠は無い。へ~っ 
*英語ではシェイクスピアの戯曲『オセロ』の一節から“嫉妬”を『グリーンアイド・モンスター』(Green-eyed-monster:緑の目の怪物)と呼ぶ。へ~っ 

ちなみに、トリビアとは、ラテン語の「三叉路」3(tres)+道(via)を意味する言葉で、古代ローマの都市において三叉路が多かったことから、「どこにでもある場所」「ありふれた場所」を指すようになり、さらに転じて、くだらないこと、瑣末なことを意味するようになったという。 

へ~~~~~~っ