面倒だからしよう ~ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

はきものをそろえると、心もそろう。心がそろうと、はきものもそろう。ぬぐときにそろえておくとはくときに心がみだれない。だれかがみだしておいたら、だまってそろえておいてあげようそうすればきっと、世界中の人の心も、そろうでしょう by永平寺 道元禅師

最近、日本の禅に興味があるというイタリア人にあった。禅では「心を調える」ことをとても大切に考えているという。(日本の禅を逆にイタリア人に教えられているんだけれど・・・)

心を調えるには、努力が必要。その努力は、たいてい面倒なもの。先日も書いたけれど、「面倒だからしよう」, 面倒だからこそ敢えてしよう! なのさ!!

上記、道元はこのような和歌も詠んでいる。

濁りなき心の水にすむ月は波も砕けて光とぞなる

波一つない水面に月の姿がはっきりと映っている。もし少しでも水面が乱れてしまったら、月はその姿を変えてしまう。調った心は、物事を正しく見つめ、正しい行動をとる力を与えてくれるというもの。水面に映る月光の美しさ、力強さは、日々の生活の中で、身を調え心を調えることの大切さを私たちに教えてくれているようにも思える。

どんなことがあっても、あわてず対応したいもの。普段やっている何気無いことをきちんとすることが、心の落ち着きを生むことにつながるのではないだろうか。


http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11509101230.html