花に癒されて ~ 春を呼ぶ花・プリムラ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

晴天の日が続くミラノ。 
夕方5時になっても、空が明るい。 
日が伸びたね~。春が近い証拠。 

さて、今朝、月曜メルカートで、激安!!という札をみて、ふらふら~っとお花屋さんに吸い込まれるように近づいた。 

 

3個で4ユーロのプリムラ。激安だった!ということもあるけれど、「私を連れて帰って~!!」といっているようで、一度は通りすぎたのに、戻っていったのだ。 

プリムラ・・・・サクラソウ科で、カラフルに鮮やかな花色を保ち、春の訪れで、早くから開花する春の花。ラテン語のprimus(最初)と、ギリシャ語のポリアントス(多くの花、多花性)に由来し、春一番に花をたくさん咲かせることから名づけられたという。 

画像は、プリムラの「ポリアンサ」 

なんと、今日2月19日の誕生花!! 
花言葉は、富貴、可憐、可憐な生き方、神秘な心、うぬぼれ、無言の愛。 

画像では、よく見えないが,一番奥の紫のプリムラは小ぶりの花の「ジュリアン」。 

ちなみに、イタリア語では、Primula rossaは、(追われる身で)なかなか捕まらない人、捕まえどころのない人、という比喩がある。 

バロネス・オルツィの小説「紅はこべ」のイタリア語タイトルは「La primula rossa」。宝塚歌劇でも上演されているのが, 興味深い。 



色鮮やかで、香りよく、春はすぐそこ。なんとなく、嬉しくなりますね。 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%B9 
http://it.wikipedia.org/wiki/La_primula_rossa