ローマ法王・ベネディクト16世、退位宣言 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

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第265代ローマ法王ベネディクト16世(85)が28日午後8時をもって退位すると発表した。法王は原則として終身制で、辞任は極めて異例だ。高齢の法王は循環器系の持病があるとされ、自らの意思が鮮明なうちに後継者に責務を託すことを決断したとみられる。(2月11日付朝日新聞 http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY201302110235.html) 



このニュースは世界中を驚愕させたことだろう。私は朝から一日中Itamaのフォーメーションの会議が続いており,わずかな昼食の時間に、携帯電話でネットをチェックしていた友人からパパ様が退位される旨を耳にし、もう心がざわめきっぱなしで、フォーメーションどころではなかった。 

帰宅し、状況を把握したく、いろいろニュースを検索してみた。 
一番片柳神父様のブログがわかりやすい。 
http://d.hatena.ne.jp/hiroshisj/20130211/1360590104 

新法王選出のためのコンクラーベは、教皇座の空位発生後15~20日の間に召集されるという使徒憲章の規定があるという。このため、新法王は、復活祭前には決定するということだろう。

コンクラーベは、開催の時点で80歳未満の枢機卿に選挙権があり(日本人はいないもよう)、バチカンのシスティーナ礼拝堂で開かれる。現パパ様は、新法王選出のコンクラーベに参加しない。退位後、パパ様はカステル・ガンドルフォに移動する。バチカン内の観想修道院の修理が完了した後は、そこで祈りと内省の時を過ごすという。 

 ちなみに、国務長官のタルチジオ・ベルトーネ枢機卿が、空位中の責任を負われという。カメルレンゴといい、使徒座空位の際の使徒座空位期間事務局の長官で、教皇代理となる。http://www.quotidianopiemontese.it/2013/02/11/sara-il-piemontese-tarcisio-bertone-a-gestire-la-santa-sede-fino-al-nuovo-papa/#.URkcPh3tXhI 

「主よこの者を助けてください(Tu illum adiuva)」。いずれにしても、今はただ、パパ様の健康の回復をお祈りしたい。 

http://www.cathoshin.com/2013/02/11/pope-resignation/ 
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/pope/setsumei/camerlengo.htm 
教皇ベネディクト十六世の就任ミサ説教 
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message5.htm