日曜日の夜中、日付が変わったところで、フライングかな・・と思いつつ、サイトをチェック。まずは、レジストレーションからしなくてはならなかった。 名前、税務番号、身分証明書番号、その有効期限の期日などを打ち込み、コンファーム。あれっ?!これって保護者の名前だよね・・・間違えて長男のデータを入力していた。やり直し。その後、ユーザー名とパスワードが送られてきた。
そこで、やめておけばよかったのだが、高校の申し込みをしてしまった。まずは、希望校のコードを入れなくてはならない。コードってどこを見たらわかるの?2つ同じサイトを開き、一つは学校を探し出し、もう一つの画面に学校のコードをコピペ。両親、本人をはじめ、その他の家族も生年月日、出身地、家族関係を入力。両親に関し、同居しているかどうか、別居、離婚の場合は、どうこう・・・とあったが、そこは通常というか、正規?というか問題ない状況なので(笑)、飛ばしたが、どこか問題があったようで、次のページに進めず。どうも、両親が別居または離婚している場合が、どうこう・・・とあるのだが、何が問題なのか理解できず。Siでだめ。Noでだめ。最後のAnnulloにしたら、前進。学校は第3希望まで入力のこと、という。
一校しか見てないし、決めてないし・・・でも既に夜中の2時。このまま入力を辞めてしまうのもな・・・夜中に長男を起こし、第2希望、第3希望どうするの?といっても、適当に入れておいて・・・・とほんと適当。終了した時は、すでに2時半になっていた。一番のり?のはずはないが、2300番台。イタリア中で夜中に2000人以上の保護者が目をしょぼしょぼさせながら、子供のためにイスクリツィオーネ(申し込み)をしていたのだろう。笑
そして、Iscrizione5日目。想定70万人が申し込みするとされているが、毎日約4万人のアクセスがあるという。とはいえ、毎日20万人の保護者が何らかの理由でサイトをブロックさせているようだ。
やはり婚姻問題のある保護者やら不法移民の子供達の申し込みがネックになっている様子。つまり、税務番号がなかったり、滞在許可証を保持していないため、手続きができない様子。
そこに労働組合は存在しないが、「それらは教育の権利の普遍性を危くする」と(FlcCgil, Federazione Lavoratori della Conoscenza、Confederazione Generale Italiana del Lavaro)イタリア労働総同盟書記長。
児童・生徒達は、皆就学を保障されるべきである。形式的なことだけであり、オンラインで申し込む必要はない、という批判もある。
個人的には、最終的に、それがシステマチックになりよいのではないか?と思うのだが、それは、外国人であっても、滞在に何も問題がないからそういえるのだろうか?イタリアに来て、滞在許可を取るためには、何かと書類申請のために、手間隙かかるが、一つとれてしまえば、その後は、やはり時間はかかるものの、とんとん拍子だとばかり思っていたのは、思い上がりなのか?
日本でも、学校に行けない子供たち、外国人児童・生徒の不就学問題をTVで見たことがある。イタリアとは微妙に違うが、外国人登録をしていないといけないとか、健康保険に入っていることなどの条件、つまり合法的な外国人でないといけない、とみなされているのは、両国同じようだ。
外国人に限らず、教育・学校をどう考えるか?そういう問題に結びつくような気がする。とはいえ、イタリアは緊縮策のもと教育予算までカットされ、遠足や課外授業のカットなどの懸念は大きい。子供は国の宝。教育は国と国民のためにあるのではないの?教育に力を入れなくてどうするかなあ・・・
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