百聞は一見に如かず ~ 中国人美容室初挑戦 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ここ数年、ものすごい勢いで、中国人の美容室が増えている。 

あからさまに、イタリア人の美容室の隣に、中国人の美容室ができることも稀ではない。そして、なんだかんだいっても、消費者は正直だから、安いほうを選んでしまう。しかも、中国人はよく働く。よって、イタリア人の美容室に閑古鳥が鳴いていても、隣の中国人は大繁盛・・・という光景を見かける。弱肉強食の結果か?!いや、最終的には、勤勉で努力家が成功するのでは・・・もちろん、『低価格』という最大な切り札を彼らはもっているが、それに見合ったサービスならば、消費者は納得するのだ。 

美容院だけに限らず、レストランも高くて上手いのは、当たり前。(しかし、期待を裏切るところがなんと多いことか!)値段をさげて、いかに良いサービス、おいしいものの提供云々、客側に喜んでもらえることの追求・・・それが結局は人気の秘訣になると思う。 

さて、前置きが長くなったが、子供を中国人美容室へ行かせても、自分はな・・・ちょっと自信がなかった。昨年の日記を読んで驚いたのは、昨年の今日、長男・次男をはじめて近所の中国人美容室へ連れて行っているのだ。最近も私が動けない間、二人で髪の毛を切りに行っているが、同じ場所でも、長男はそこそこ格好よくできあがったが、次男はう・・・ん、という出来。それだけは確約はできない!ということか。 

私は、基本的に黒髪レトロの前下がりボブ(完全にウィッグではあったが、中森明菜がデザイアを歌っていた時のボブでもう少し後ろを短くした形)が好き。 

しかし、どんなに口で説明し、画像をみせても、イタリア人でそれを上手に再現できる人がいない!!<きのこ>か<ヘルメット>になってしまうのだ。笑 

最終的には、美容師のセンスになるのだろうが、だいたいイタリア人の髪の毛が、猫ッ毛だから、ボブというボブが苦手なのだ。ブローでなんとかごまかし、ま~いいかな・・・と思っても、自分で洗ってブローをすると違う頭になってしまう。 

自分の好みの髪型のボブの人をみかけると、どこできったかよく聞く。ずっと気になっていた人に教えてもらったのが、なんとそれが中国人美容室だったというわけ。しかも、バス・地下鉄を乗り継いで片道1時間もかかる。う・・・ん、行って失敗したらどうしよう。場所は聞いていたが、近所のように同じ通りに、中国人美容室が数軒並んでいる可能性もある。教えてもらっていたように、「こちらにルカという美容師はいますか?」と確認し、入った。 

 入ったタイミングが良かったようだ。すぐにシャンプー台にまわしてもらった。店の前には「L'OREAL」のポスターが貼ってあり、店内の棚には、確かに他の美容院でも見かけるロレアルの商品が置いてある。・・・が、シャンプー台に横になってびっくりしたのは、実際洗髪用のシャンプーは、スーパーやメルカートでもうっている「Garnier」や(安い)「L'OREAL」商品。そんなのあり~?! 


内装工事、100%自分達でやったんだろうな・・・こだわり?上質を求める空間?!そんなのないない・・・ 

ルカは、まだ20歳前半くらい?俳優・濱田岳風ぼやっと顔。う・・ん、趣味じゃない。まあ、いいんですけど・・・爆 口で説明し、大丈夫かな・・・と思っていたが、結構センスあり?!的な手先の動き。失敗したら、冬はずっと帽子をとらないぞ!!と思っていたが、ブローしたら、「そうなのよ!!正にこういうのを期待していたの!!」型に・・・「オイル付けますか?」とルカ。イタリア人の美容室だと、やれ、トリートメントだ、やれヘアー・オイルだ、ワックスだ・・・その度に、2,3ユーロずつ加算されていく。ちなみに、ここもシャンプー+カット+ブローで8ユーロ。まっいっても10ユーロもしないだろう・・・と思っていたら、案の定8ユーロ。

 支払いカウンターには、4つ色違いの豚の貯金箱が置かれており、各々に、美容師達の名前が書かれていた。(皆イタリア人名)おつりの2ユーロをそのまま、ルカ名の貯金箱に入れてあげると、経営者が「ルーカ!!マンチャ~(チップ)!!」と大声で叫ぶ。 


6つの席は、埋まった状態で、美容師もフルに動いていた。待合室もいっぱい。染髪中にネイルを施してもらっている人もいた。大繁盛。 

いやいや、久々満足したわ。早速、サインの入ったサービス・カードを発行してもらった。10個目で6ユーロの値引きとなるらしい。じゃあ2ユーロでカット?! ルカは寡黙なのか、イタリア語の問題なのか?私の質問以外は自分から話はしてこなかった。カラーリングの予定はないが、そのうち、よさそうかな・・・と思えば試してみてもいいし。 

「百聞は一見に如かず」 
いやいや、試してみないとわからないもの。帰宅したら、すぐに長女が「今度は私を連れて行って!!」だそうだ。 

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