緊急事態 ~ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

・・・いやいや、昨夜は骨折した部分が腫れ、痛みも出てきた。

前日翻訳がすんだ時点で印刷をしていれば・・・
子供に呼ばれても知らん顔していれば、転ばなかったも・・・などと後悔ばかり。(夫は『肉を食べないからいけない』、『やせているからいけない』という。)

これは、静かにすごしなさい、というメッセージなのだろうか・・・・私が動けないのだから、家族に自立心を与えるよい機会なのだろうか・・・いろんなことが頭を駆け巡る。

この先3週間くらい入っていた予定のキャンセルやら代わりの人の手配をメールや電話でやりくりした。『ツー』といえば『カー』と鳴く。明朝にはいろんな答えが入っていたからすご い!!私が行こうとしていた整形外科用品を扱う店が移転し、その移転先まで調べて携帯電話にメッセージを入れてくれていた友人あり。メルカートにいるけれど、何か必要なものは?画像付メッセージ。松葉杖があるけれど使うか・・・などなど。

とりあえず25日後の整形外科の検診を予約しなくてはいけない。救急病院でもらった予約コードを手に、予約専門の電話へ電話するが・・・検査の必要な方は1番。初回の診察の方は2番。引き続き診察を受けられる方でドクターの処方箋をお持ちの方は3番・・・・などとテープがかかり、番号を選びながらテープの指示に従っていく。

が、聞き間違えあり、勘違いあり、そのたびに電話のかけなおし。やっとつながった~! !と思ったら、感情のないテープの声が、現在全オペレーターは、お話中です。もう少々お待ちください・・・・とけたたましい音楽が鳴り響く。なんだっけこの曲・・・・曲名が思い出せず。iPhoneのShazamで検索・・・『一致する曲がみつかりませんでした』。え~・・・あれは、何かの番組のオープニングで使ってたわさ。なんだっけ・・・・そうそう、ビートたけしのTVタックルね・・・レギュラー出演者、ゲスト紹介時に流れるあの曲よ・・・それでやっと思い出したビゼーの『カルメン』の『トレアドール』。やっとこれで脳細胞100万個を死なせずにすんだわけだ!

途中ロンバルディア州の病院を予約できるフリー・ダイヤルに切り替えてもみたが、私の場合は、かかった病院に直接かけてくれ・・・といわれ(ありえる?!)でなければ、直接病院の予約窓口に行ったほうがいいですよ・・・とアドバイス。私はさ・・・・歩けないのよ!!というわけで、待つこと1時間半。電話に縛り付けられておりました。

はじめの予約は12月6日。うわ・・・ミラノでは連休初日なのよ。どこへ旅行へいくか家族会議がまとまらない状況だったのに・・・もともと指定の事故25日後だった12月5日を聞いて みると、9時には予約可能という。げげげ・・・・きつすぎるけれど、それが超理想的。

さて、今日やらなくてはいけないリストをみると、血栓予防の注射と足を固定する靴をさがさなくてはならないが、月曜日の午前中はしまっているお店も多い。念のため近所の薬局に電話をしてみた。幸運なことに朝からあいていた。ママ友が勤めているので、目当ての注射があるかどうか確かめると、置いてある、という。ない場合は、その場で注文になってしまう。事情を説明すると、歩くのはよくないから、昼休み前に持って言ってあげる・・・ということで、お願いしてしまった。



一箱注射6本いり。1日1本なのだが、18日間指示されているわりに、処方されてい るのは2箱。どうしたものか・・・とりあえず2箱で様子をみてホームドクターに聞いてみよう。これは1箱32.7ユーロするのだが、ASL(アズル)と呼ばれる保険に加入していると2ユーロになる。一箱あとから買い足してもたいした値段にならないので、安心だ。

さて、肝心な靴。
目の前に病院があり、そこにも整形外科があり医療用品がおかれているのだと、同じアパートの住民が教えてくれた。目の前とはいえ、歩くのも大変なので、ネットで電話番号を調べて電話してみると、医師が指定してきた靴だけは扱っていなかったことが判明。上記住民がそれでも似た靴があるのでは・・・とわざわざ見に行ってくれたが、サイズがなし。

他の整形外科用医療用品を 扱う店を調べてくれたそうだが、どこも月曜日の午前中はお休みだという。念のため、朝友人が教えてくれた移転したばかりのお店に電話をしてみた。しばらく鳴らしてもでないので、やっぱり休みかな・・・と思っていたら、対応された。月曜日は午後3時からだというので、では午後に行くけれど、Talusの37の靴はありますか?というとあるという。もし緊急ならば今来ますか?というので、すぐに飛んでいきます!といって上記アパートの人に連れて行ってもらった。



医療用品店のオーナーは、7,8年前に長男が通っていた幼稚園のクラスメートのママだった。あら~。

これでやるべきことはすべて整った。
午後の3時。注射をしなくては・・・
私は3 ヶ月自分でお腹に打ったわよ。私は4ヶ月夫に打ってあげたわよ・・・そんなメールも届いた。何とかなるだろう、と思ったけれど、いざ針を持つと皮膚にさせず。お腹の肉をひっぱってそこにさして、注射器を握ってみたが、針がはいっておらず薬液があふれてしまった。う・・・ぐっと目をつぶって刺し、注射器を握ってみたが、表面が蚊に刺されたように膨れてきた。まずい!!皮膚下の脂肪層にいっていないということか・・・。もう泣けてくる・・・看護婦の友人に電話してみた。彼女いわく、針を全部皮膚に刺さないとだめなんだという。2センチ弱だろうか。う・・・怖い!母はすぐ慣れるわよ!と他人事。明日は氷で冷やしてみてから試してみようか・・・

血栓予防の薬↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%B3