高齢者の運転 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

私は車の運転免許を持ちつつ、もう既に10年以上車の運転をしていないが、ミラノで危なっかしい運転だなあ・・・と思うと、高齢者の運転が多い。

日本では、普通自動車(一種運転免許)の取得後1年を経過しない運転者は、運転する車に初心者マーク(若葉マーク)をつける義務があるが、イタリアでも同じ。ただし、義務は、仮免中の6ヶ月のみ。でもずっと付いている人も見かけるけど、あれはその家庭の子どもたちが続々と免許をとっているからなのかなあ・・・・。ちなみに『Principiante』=新人の『P』マーク。

そういえば、日本では、『かえでマーク』の表示がいつの間にか変っていた。 

 

四葉のクローバーとシニアの「S」を組み合わせたデザインだ。緑や黄色などを配置し、活発な高齢者のイメージを表現しているそうだが、70歳以上の運転者が対象であるが、義務ではない。でもね・・・やっぱりイタリアも日本もつけたほうがいい。だって危険だもの。

最近,イタリアでは十字路がサークル状の交差点に変りつつあるが、信号や特別な標識がない場合、原則的に既に交差点内に入って いる車に優先権がある。昨年知人の日本人が雨の中、バイクでサークル状の交差点を走っていると、いきなり車が逆送してきてはねられてしまったという。膝から下足首までの部分である下腿骨骨折。骨が折れて、皮膚を突き破って外に出てしまい、手術も数回。半年近く入院されていたし、事故からそろそろ1年が経とうとしているが,まだ痛い様子。お気の毒、としか言いようがない。その事故の相手は、まさしく80歳代の女性で、事故後、車を降りてきて一番初めにしたことは、自分の車をチェックしていたというから、考えられない。そんなの日常茶飯事だ。

そして、今日も静岡県で人身事故があった。TVのテロップでは運転者は80歳の男性とでていたが、夕刊を見たら84歳の男性だった。重体だった女性も死亡。最近の父の運転もやはり恐ろしい。一緒にTVを見ていて、こうなる前に、運転やめておこうよ、と一言言っておいた。

高齢で交通刑務所に入り,被害者への賠償も一生涯続く。避けられるものは、はじめから避けておくべきだ。高齢者の交通人身事故発生率は、年々減ってきているものの、それでも年齢層別では、一番高いのだという。どうしても、運動反射能力は下がってきているだろうし、信号の有無の確認を忘れたり、下手すればスピードメーターだって見ている余裕などないかもしれない。ブレーキとアクセルの感覚まで亡くなっちゃったらどうするの?!特攻隊精神で道路をぶっ飛ばされたら、たまらない!免許更新時の再審査、再教育で運転の適、不適をしっかり自覚し、 不適なら自主返納する風潮をもっと作っていくべきだと思う。

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/incident/20120705-567-OYT1T00665.html外部リンク
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/jiko/data/jiko_kourei.pdf外部リンク
http://koureisya.11joho.biz/外部リンク