今度は、朝早く、気合をいれてガルダ湖へ。
夫が仕事でちょっと見たいところがある・・・といって初めにシルミオーネに寄った。
澄みきったエメラルド色の美しい湖。湖の周辺はレモンやオリーブの林が広がり、地中海風の雰囲気を醸し出している。湖水巡りの基点となるシルミオーネには、13世紀の建造物のスカラ家の城塞があり、そこから古代遺跡が残る街並みとガルダ湖の美しい景観を望むことができる。湖の西側と東側はリゾート地になっていて、洒落たヴィラやホテルが立ち並んでいる。


ところで、ガルダ湖の南部周辺には温泉が多く、このシルミーネは特に、皮膚や耳鼻科系に聞くといわれ、Acqua di Sirmioneという水が商品化されスーパーでも購入できるほど。半島崎から200m離れているところに湖の底から温泉が湧いているところをモーター・ボートで連れて行ってもらった。画像にとることはできなかったが、底からぽこぽこ泡が出ている部分がそうだといっていた。70度のお湯が底からわいており、120年前に、ヴェネチアの調査団がそのポイントを発見し、そこからポンプで温泉やホテルなどに送る工事を行ったという。
その後、車でサロ(Salò 「ロ」にアクセント)に移動。
友人達が、前日からガルダ湖畔に泊まり、その日のお昼に某レストランへ行く事をキャッチしていたので、我々も内緒でそのレストランに予約をいれていた。彼らは昨年、わが夫婦が証人となり結婚したカップル。2ヵ月後に待望の赤ちゃんが生まれる。グルメな二人であるが、さすがに、飲むほうは、奥方はひかえているので、御主人一人で飲むのは、かわいそう・・・などと口実をつけ、レストランには「あくまでも私たちが行くのは、秘密だけれど、彼らのテーブルの隣にセットしてくれる?」などとずーずーしくお願いした。
時間通り到着。お店は満席。外にも、人があふれ、30分後、1時間後に戻ってきてくれ、といわれていた。何気に私たちが入って行くと、「どうしたんですか~?!」と驚きまくりの彼ら。「オーナーが君は妊婦だから、ここは3人分の子供がすわるから、とわけわからない事をいい、テーブルも相席なのかな・・・って思ってたんですよ」という。確かにこちらは3人子供がいましたが。笑
前日御主人は、一人ではワインをボトルで頼めないので、グラスワインを4杯、4種類飲んじゃいましたよ、という。じゃ~今回は思い切り堪能しましょう、と大はしゃぎ。料理も激ウマ、価格も良心的。誰にも教えたくな~い、これまた隠れ家。爆
私は、フジッリのルーコラのペストを注文。とってもあっさりした味。セコンドに牛肉を注文したが、私は普段、肉はあまり食べないので、2,3口食べて後は、ハイエナ化している子供達にタッチ。長男のタラのポレンタ添えを少し貰う。

じつは、そのレストランには、彼らと数ヶ月前に一度きているのだが、町を歩いていると、イタリア人でも行列になっているジェラテリアが近くの広場にあった。今回は試してみる?と並んでみたが、5分ほどですぐに順番がやってきた。モンシェリ(ラム漬けのチェリーがはいったチョコレート味)とラムレーズンのジェラートを注文。あ~思い切りラム漬けの私。ラムはラムでも子羊ではないラムね。笑
その後、散歩をしながら別の広場へ。前回も冬のさなか、ランニングで大道芸をしている若者に遭遇。前回は上の子たちがいなかったので、立ち止まってみていると・・・いきなり夫が助っ人に呼び出される。「O mio Dio...」娘が顔を隠し、後ろを向く。他人の振りか・・・じゃあ私も。しゃがみこむ。笑 『お名前は?」ときかれ、「Max」と夫。それって会社名じゃないかっ!爆 「Max, 俺のお尻さわるなよ!」「Max, Do you understand?」とやたら話を振られて笑いを誘う。2.5メートルの高さの1輪車に乗るまで、お笑い芸人のごとく、しゃべりまくる彼。名前はなんといったっけ?やたらべたべたのベネチアなまりだった。笑 終わってからも「Grazie, Max!!」「Thank you, Max!!」歩いて遠ざかっているというのに、後ろから怒鳴られたな・・・笑
ミラノに向う帰路は、渋滞に巻き込まれたけれど、運転者の夫以外は爆睡だった。
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