あれから2年 ~ 父の誕生日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

父が心筋梗塞で倒れて、2年がたった。 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1421766117&owner_id=6428815 
http://blog.livedoor.jp/s_sofia1317/archives/2010-02.html 

入院中に73歳を迎え、「誕生日だったんだな・・・」としみじみと思い出していた姿が脳裏に焼きついている。あれから2年。明日75歳。 

現在心臓は順調。ただ、足の付け根が痛いといい、松葉杖生活。水がたまり、それを抜いたらだいぶ良くなってきたという。年をとるとあちこちいろいろ問題がでてくるものだ。私も白髪がちらほらしはじめ、目も微妙。そりゃあ仕方ないわさ、人間生まれてきたら、皆、「老い」と「死」に向って旅をはじめるのだから。 

死というと、不吉に感じるし、生きる時間を制限してしまうようで、嫌だけれど、その分、限られた時間の中で、いかに有意義に生きるか、意味を見出す事が大切なんだと思う。 

父は、この2年間、何をどう考えて生きてきたのだろう。 

物に不自由することなく、便利で安楽な生活が営める生活をしていると、辛い事や、耐え抜く不屈の精神、歯を食いしばって最期までやりぬくということが徐々に失われてきているように思われる。今日も友人と(ミラノの)○○高校って毎年自殺者が多いのでしょ?と聞かれたけれど、たしかにそういうところもある。厳しいから、進学できないから自殺しちゃうの?苦しいからこそ、もう少し頑張ろうと思いたい。じゃなかったら、人生なんどもリセットしなきゃいけないもの。 

我が家の子達は、よく「つまらない」というのが口癖。人生、つまらなくするのも、意味あるものにするのも、全部自分の責任なんだな。すごす時間の「質」って大切だと思う。よく子供にいうのは、「時間の使い方」は「命の使い方」。まだまだ彼らには難しいだろうけど。 

生活の目的は使命を果たすこと、花として咲くこと。固いつぼみのままで終わってはいけないのです。植えられたところに美しく咲きましょう。(by ヴァレインタイン神父) 

お父さん、75歳のお誕生日おめでとう。 

明朝スカイプをしよう。