公立の学校に移り、子供達が言ったのは、給食がまずい、ということ。そんな事をいったらばちが当たるだろう。ちなみに、給食費は両親の収入による。小学校の場合、テンポ・ピエノといって放課後も授業を受ける子の場合は、年間収入2,000ユーロまでが給食費免除。2,001ユーロ以上になると、5段階にわかれ、最高27,001ユーロ以上が680ユーロの給食費。いずれにしても、ISEE(イゼエと呼ばれる、収入証明が必要となる。または、それが無い場合は、最高の金額を支払わなくてはいけない)
さて、日本では、常に給食費滞納の問題を聞くが、イタリアではどうなのだろう?ないはずないと思うけど。支払いが難しい人は、一時帰宅させて、食事をしてから再登校にさせてほしいといっているが、時間厳守、児童の出入り、セキュリティ関係、ややこしい問題は避けたいのだろう。
そしてどの学校にも、いわゆるPTAの組織が存在するが、それとは別に、Commissione Mensa(コミッスィオーネ メンサ)という保護者による学校給食を調査するグループがあり、給食の栄養面及び衛生面や児童・生徒の食事の現状などを月に数回、給食の時間帯にチェックしている。メンバーにならないか?と誘われた事があるが、自分の子供の事、そして月に数回とはいえ、何でも顔を突っ込むには、限界がある。それは断った。
大抵イタリアの学校は午前中に一度、おやつタイムがある。前記述私学のときは、せいぜいクラッカー、または果物がでていた。食前の果物は、体内の酵素の働きをよくし、食べたものの消化・吸収、そしてエネルギー代謝を促進させる。けれど、公立などでは、各家庭が持たせるのだが、皆、ビスケット、チョコレートのついたお菓子やフォッカッチャ。そしてジュースなどたっぷり糖分の入ったものばかり。給食は食べても、その時にでてくる果物がたっぷり残る、というのが現状らしい。結局それを捨てずにおやつに廻しましょう、というフルーツ・プロジェクトが今年も始まった。
果物は、給食費として、既に含まれているのだが、それを再び洗い、各階に運んでいく配膳係の為に各自5ユーロの請求が来た。給仕は週に2回。明日から始まる。金額の問題というよりも、その金額が実際、どのように、どこに支払われるのか、そのほうが興味津々。各クラスの学級委員が集金するが、その先、どこへ行くのかは不明だといっていた。口を出せば、調査隊に引っ張り込まれそうで、それも恐ろしい・・・
とはいえ、地球上に飢え乾いている人がいるのは、富むものが必要以上に奪っている、ともいう。マクドナルドやファスト・フードなどの多くが、商品を調理して、一定の時間が過ぎれば、ゴミ箱に捨ててしまう。それと、同様、ニュアンスは違うが、おやつを控えれば、支給される給食で残すことなく、満たされるはず。おやつ代だってバカにならない。
こちらはミラノの公立の学校の秋・冬メニュー表。第1の皿、第2の皿、そして果物。日本のように牛乳はつかず、水道水。http://
ちなみに、中学生の長男は、週1回だけの給食。一応給食費は兄弟割引があり、週1回の長男分が半額。
私は小学校の思い出はやっぱり給食。子供達はどうなんだろう?給食センターがストの方が喜ぶけれど。笑 結構な値段支払ってるんだからさ・・・ちゃんと働いてよ!