白菜は、気付くと毎週買っている野菜の一つかもしれない。手に持つとズシリと重く、葉の巻きがしっかりしているのが、やはり美味しそう。スープにしたり、漬物にしたり、炒め物にしたり様々。味にくせがないから、和・洋・中、肉や魚にもなんにでもあう。たんぱく質と組み合わせ、薬味にしょうがやねぎ、にんにくを加えることによって血行を促進し、冷え防止にもつながるんだそうな。
そして、冬を代表する葉野菜達は霜が降りると甘さを増すという。これは、寒さへの抵抗性を高めるために細胞内の細胞液濃度を高め、糖度が上がることによる現象。日本では、春白菜や夏にも高原で栽培されていて一年中出回るが、、鍋物などの需要が増え、甘さを増す12月以降に出荷量が最大になる。これも一つの自然の理だろうか。
日本で、白菜といえば、やはり茨城と長野が特産。けれど、戦前は『仙台白菜』というのが生産量が日本一だったそうだ。しかし、戦時中、交雑のせいで品種が劣化し、戦後は他の品種が登場し、「栽培が難しい」「柔らかくて傷がつきやすい」といった理由で敬遠され、仙台白菜は市場から消えてしまったという。
昨年の震災後、復興の糧作りとして、JA全農みやぎとみやぎ生協が県内の高校生とともに「仙台白菜」の生産・販売に取り組みはじめたという。このプロジェクトでは本来の伝統野菜である「仙台白菜」を復活させるとともに、仙台白菜が生まれた100年前の歴史をひもときながらこれからの100年を積む思いで育てていきたいという。
画像は戦前使われていた荷札のデザインを元にしたロゴマークだそうだ。
白菜を見るたび、きっと仙台を思い出すことになるだろう。
ちなみに我が家の白菜鍋は、豚肉をいれたり、鶏肉とともに煮て、醤油とゆず胡椒のたれで頂いたり、味噌+豆板醤のたれにすると、子供達が思い切りご飯を食べてくれる。 (いや、食べすぎか?!)
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